韓LGがSiemensをかわして4位に〜世界携帯市場

» 2005年01月28日 18時46分 公開
[ITmedia]

 米IDCは1月27日、2004年第4四半期の世界での携帯出荷台数を発表した。4四半期の総出荷台数は1億9430万台で、前四半期より18.1%増。2004年通期では、対前年比29.3%増を達成するなど活況を呈している。

2004年第4四半期の出荷順位

順位 メーカー 出荷台数 シェア
1 Nokia 6610万 34.0%
2 Motorola 3180万 16.4%
3 Samsung 2110万 10.9%
4 LG Electronics 1390万 7.2%
5 Siemens 1350万 6.9%
そのほか 4787万 24.%
合計 1億9430万 100.0%

 メーカー別に見ると、フィンランドのNokiaがシェア30%越えで依然好調をキープしている。「エントリー向けに、ビジネスユーザー、ファッション意識の高いユーザーを対象とした端末をリリースした」(IDC)ことが成功し、トップの座を堅守している。

 2位の米Motorolaは、前年比57.4%増の「記録的出荷数」を記録するなど好調。3位につけた韓Samsungの足音が迫っていたが、これを引き離すことに成功した。Samsungは「Motorolaとの差を縮めようと試みたが、その出荷は2004年初以来の落ち込みを記録した」。

 トピックは、韓LGが独Siemensをかわして4位に踊り出たことだろう。ただし「LGとSiemensのの差は(0.3ポイントと)小さい。この2社にピタリと追走しているSony Ericssonも、トップ5への再浮上を狙っている」という。

 2004年通期での出荷台数は、以下のとおり。

順位 メーカー 出荷台数 シェア
1 Nokia 2億760万 31.2%
2 Motorola 1億450万 15.7%
3 Samsung 8650万 13.0%
4 Siemens 4940万 7.4%
5 LG Electronics 4440万 6.7%
そのほか 1億7200万 25.9%
合計 6億6450万 100.0%

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