“誰にでも使いやすいユニバーサルデザインの考え方を取り入れながら、デザインと楽しさにこだわる”──。それがau端末の“フレンドリーデザインケータイ”のコンセプトだ。
たまご型のデザインが新鮮な「A1403K」(2004年9月の記事参照)を皮切りに、「A5509T」(1月20日の記事参照)「W31K」(1月20日の記事参照)「Sweets」(1月25日の記事参照)を発表、ラインアップを拡充している。
2月上旬発売予定のA5509Tについて、2時間ほど触ってみた印象をお伝えしよう。なお詳細なレビューは、後日掲載予定だ。
A5509Tの大きな特徴は、タイル状に並んだ大きなダイヤルキーとソフトキー。ただ大きなキーを並べただけではなく、中央部を盛り上げているのがポイントだ。
キーを押してみると、さほどはっきりしたクリック感はなく、押した後にやわらかく押し戻されるような不思議なキータッチ。押しにくいということではなく、これまでにない押し心地──ということだ。キータッチにうるさいあるスタッフは「指の腹で楽に押せる上、当たりが柔らかいので疲れにくい印象」と話す。
タッチタイプしやすいのも、この端末の特徴といえそうだ。キー自体が大きいため、見込みで指を運んでも外すことが少ない。キーの中央部が盛り上がっているため、触れた感覚でキーの境目が分かりやすいのも、ミスタイプを防ぐのに役立っている。
はっきりしたクリック感が入力しやすさにつながっていた「W21T」(2004年12月の)とは、打ちやすさへのアプローチが異なるのが分かる。
端末側で設定可能な、「使い過ぎ防止機能」を備えているのも、A5509Tの大きな特徴だ。春商戦では、入学を期に子供に携帯を持たせるケースも多く、注目を集めそうな機能だ。ちなみにau端末では、「Sweets」や「A5507SA」(2004年12月の記事参照)、「A5405SA」(4月16日の記事参照)にも、使い過ぎ防止機能が付いている。
A5509Tの使い過ぎ防止機能も、かなり細かい設定が可能だ。設定項目は大きく「アクセス制限」「その他の制限」「時間・使用量」の3つに分けられている。
アクセス制限は、通話やメールの相手を制限したいときに設定する項目。アドレス帳に登録した相手にしか電話やメールをさせたくない場合や、アドレス帳に登録した中でも、任意の相手のみに限定する場合などにはここから設定を行う。
設定は、通話の発信および着信、Eメール、Cメールの4種について、それぞれ異なる設定が可能。「Eメールは家族間のみ、Cメールはアドレス帳の相手全部とやりとりする」といった設定も行えるわけだ。
ほかにも、携帯電話を時間帯や、1カ月のパケット料の上限を決めてそれ以上は使えないようにする設定が可能だ。利用時間帯の制限は、「夜の23時から朝の6時までは、子供に通話やメールをさせない」といった場合に有効だろう。
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