電気通信事業者協会(TCA)は2月7日、携帯電話/PHSの2005年1月の契約者数を発表した。携帯電話契約数は29万900増えて、8577万4700。
グループ名 | 2005年1月純増数 | 累計 |
---|---|---|
ドコモ | 18万4400 | 4809万8600 |
au(KDDI) | 16万3700 | 1892万2700 |
ツーカー | 1500 | 360万1100 |
ボーダフォン | -5万8700 | 1515万2300 |
携帯電話の契約者数では、ボーダフォンが5万8700の純減を記録。新3G端末も出揃い、3Gは16万900契約としたものの、PDCの純減21万9600が影響して契約数が落ち込んだ。
1月の純増数トップはNTTドコモで18万4400。KDDIは16万3700契約で2位に甘んじた。ツーカーグループは、東海が3500の純減となったが、東京と関西でそれぞれ3800、1200契約の純増となり、計1500の純増に落ち着いた。
― | 単月シェア | 累計シェア |
---|---|---|
NTTドコモ | 63.4% | 56.1% |
au(KDDI) | 56.3% | 22.1% |
ツーカー | 0.5% | 4.2% |
ボーダフォン | -20.2% | 17.7% |
キャリア | カメラ | ムービー | アプリ | GPS | 着うた | Web |
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au(KDDI) | 1592万 | 1484万 | 837万(BREW) | 1096万 | 1475万 | 1586万8800 |
ボーダフォン | 1207万8800 | 393万2600 | 846万9900 | - | 非公開 | 1295万9400 |
ドコモの3Gは好調に契約を伸ばし、900万台の大台に乗った。春には普及モデルの700iシリーズを投入するなど、年度末目標の1080万契約に向けて順調に推移している。
auは3G化率90%を突破。KDDIは春モデルとして、フレンドリーデザインのWIN端末「W31K」やスライドボディの「W31SA」、au design projectのWIN端末「PENCK」を投入。より広い層へのWIN端末普及を目指した端末が続々とお目見えする。
グループ名 | 2005年1月純増数(3G) | 累計(3G) | 3G率 |
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ドコモ | 81万7400 | 931万6600 | 19.4% |
au(KDDI) | 28万6000 | 1711万5000 | 90.4% |
ボーダフォン | 16万900 | 52万7300 | 3.5% |
PHSは、ウィルコムが3万5000の純増を記録、うち3万2600契約がウィルコム沖縄の契約者だ。これはアステル沖縄のユーザーがウィルコム沖縄に移ったためと見られる(1月27日の記事参照)。
ドコモとアステルは純減が止まらず、ドコモは2万2700、アステルグループは4万600の純減となった。
グループ名 | 2005年1月純増数 | 累計 |
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ウィルコム | 3万5000 | 299万1200 |
ドコモ | -2万2700 | 136万9200 |
アステルグループ | -4万600 | 14万4300 |
累計 | -19万8600 | 450万4700 |
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