お子様のケータイデビューに〜ぴぴっとフォン「AP-K303T」(1/4 ページ)

» 2005年03月01日 15時50分 公開
[江戸川,ITmedia]

 最近は小学校やスーパーでの殺傷事件、通学路での誘拐など、特に小さな子供を狙った犯罪が目立ってきている。いざというときのために自分の子供にGPS携帯電話を持たせようかと、日々悩まれている父兄も多いことだろう。そんな中で、ぜひ検討候補に加えてほしいのが、ぴぴっとフォン「AP-K303T」だ。

進化を続けるぴぴっとフォン

 ぴぴっとフォンは、トヨタ自動車系列のディーラーで販売されているオリジナル仕様のPHSだ。2002年6月の発売以降、販売累計台数が13万台(2004年8月現在)を超えるなどセールス的にも好調のようで、2004年9月に3機種目となる「AP-K303T」が発売された(2004年8月2日の記事)。

 AP-K303Tの基本的な仕様は、ほぼ同時期に発売された安心だフォン「AP-K202S」(2004年8月3日の記事)に準じている。ストレートタイプのAP-K202Sに対し、AP-K303Tはフリップ式を採用。特に女性や子供を意識したデザインやカラーバリエーションがぴぴっとフォンの特徴といえそうだ。

 初代ぴぴっとフォンのAP-K301Tは、110番などの緊急通報がかけにくいなどの指摘があったため、後継機ではメニューの上位に緊急番号が出るよう修正している。筆者が感じた不満といえば、着信時に誰からの電話か分かりにくかったことと、単体でのメール送受信ができなかった(※)ことだ。また、子供に持たせることを考えれば、防犯グッズとしての進化を望む声も高かったはずだ。そんな要望に対応して登場したのが、AP-K303Tなのである。

※H"対応データ通信ケーブル利用時のPCからのメール送受信は可能
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