周辺のお店情報を待受画面に自動配信 NTTが実験

» 2005年03月09日 20時42分 公開
[ITmedia]

 職業別電話番号検索サービス「iタウンページ」を運営するNTT番号情報(NTT-BJ)とNTTはこのほど、携帯電話の待受画面上に、周辺地図と店舗情報を表示する「miタウンページ」の実験を始めた。従来はPC向けサービスだったが、携帯向けに広げて実用性を探る(関連記事参照)。

 対象エリアはJR中央線沿線の東京・新宿−立川間。自宅や勤務先、遊び場など5カ所までの行動圏を登録し、専用iアプリを待受画面に設定しておくと、登録したエリアにユーザーが滞在中、画面にエリア地図を表示する。地図上には周辺の店舗が☆マークで表示され、クリックすると営業時間やセール情報などを閲覧できる。

店舗情報は☆マークで表示するため、「きらきら情報」と呼んでいる

 店舗情報は、他のiアプリユーザーに転送可能。画像やメッセージを添えて送信できる。送信時間を指定したり、相手が店舗のあるエリアに来た時に送信することもできる。システムは、NTT情報流通基盤総合研究所が開発した。

 実験は3月31日まで。FOMA900i、同901iシリーズユーザー1000人が対象で、「miタウンページ」(http://mitown.itp.ne.jp/i/)に会員登録すれば参加できる。

 NTT-BJは実験を経て、同サービスの本格展開を検討する。NTTは実験結果を情報配信技術の開発に役立てる。

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