スライドボディの音楽機能全部入り「W31S」〜4月中旬に発売

» 2005年03月14日 14時23分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 KDDIは、WIN端末の新モデル「W31S」を発表した。ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のスライド端末で、4月中旬に発売予定だ。

 ボディカラーはリミックスオレンジとアコースティックホワイトの2色をラインアップ。端末の裏面に16ミリ口径のステレオサラウンドスピーカーを装備した。ステレオ技術はダイマジックの「DIMAGIC VIRTUALIZER X」を採用。充電しながら音楽を楽しめるよう、卓上ホルダの裏には音を反射させる板が付いている

 ソニエリ端末として初めてスライドボディを採用。端末の右側面のボタンを押すと、自動的に端末がスライドして開く機構を備える。サイドのボタンは開く操作のみの対応で、閉じる操作は手動で行うことになる。

 着うたフル、FMラジオに加え、CDから取り込んだ音楽を聴くことが可能な音楽プレイヤー機能を装備。パッケージにはW31Sへの書き出しに対応した音楽管理ソフト「SonicStage Ver.3.0」が付属し、手持ちのCDなどの楽曲を端末の外部メモリに転送して聴くことができる。同ソフトはATRAC3plus/ATRAC3/WAV/MP3 (32-320kbps)/WMAにも対応しているため、PC向け音楽配信サービスで購入した音楽も、ATRAC3に変換して端末の外部メモリに転送することが可能だ。

 音楽のジャンルに合わせたイコライザ機能も用意され、ユーザーは「Normal」「Pops」「Rock」「Hiphop」「Jazz」の5つから音質を選択できる。「BGM再生機能」を使えば音楽を聴きながらメールの作成や送受信、EZwebの閲覧も行える。

 製品には、本体カラーに合わせた色の「マイク付きミュージックコントローラー&ステレオヘッドホン」が同梱され、音楽の再生や停止、早送り、巻き戻し、FMラジオの選局、音量調節の操作が行える。

 カメラはオートフォーカス機構付きの201万画素CMOS。USBマスストレージクラスに対応しており、付属のUSBケーブルでPCと接続すれば、W31Sを「メモリースティックDuo」「メモリースティック PRO Duo」のリーダー/ライターとして使える。

 カメラは底面に装備。音楽関連の各種操作を手元で行える「マイク付きミュージックコントローラー&ステレオヘッドホン」が付属する。端末にはYUKIの「JOY」(short ver.)の着うたがプリセットされ、メーカーサイトではCD発売に先がけてYUKIの最新楽曲「長い夢」を提供予定


製品名 W31S
サイズ 約50×107×26ミリ
重さ 約136グラム
連続通話時間 約190分
連続待受時間 約250時間
カメラ 有効201万画素CMOS
外部メモリ メモリースティックDuo、メモリースティックPRO Duo
メインディスプレイ 約2.4インチ26万色相当のTFT液晶(QVGA)
EZチャンネル
EZナビウォーク ○(地磁気センサーなし)
着うたフル
ボディカラー リミックスオレンジ、アコースティックホワイト
データフォルダ容量 約18Mバイト
BREWデータフォルダ容量 約5Mバイト
Eメール送信BOX容量 約128Kバイト
Eメール受信BOX容量 約512Kバイト
日本語入力 POBox、Advanced Wnn
発売日 4月中旬


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