携帯でF1チケット購入、クレジット番号漏えいのおそれ

» 2005年04月11日 19時21分 公開
[ITmedia]

 F1の日本グランプリ観戦券販売で、ユーザーの個人情報が漏えいしていたことが分かった。券売開始日である4月3日の午前10時から午後6時30分にかけて、携帯でチケットを購入中のユーザーの入力画面がほかの一部ユーザーから見える状態になっていた。

 漏えいしたのは、鈴鹿サーキットランドのチケット販売サイトに携帯からアクセスした29人の個人情報。ユーザーの名前、住所、電話番号のほか、クレジットカードでの決済を希望した場合はクレジットカード番号もほかのユーザーに閲覧された可能性がある。

 前日に担当者がチケット発売用の携帯向け簡易画面を作成した際、誤ったアドレスを入力したことが原因。この事象を発見後、11時28分に正しいアドレスへ変更することで、同日18時30分には問題が解決したという。

 該当する29人には、トラブル発生の事実や経緯を電話と文書で説明した。現在、個人情報の不正使用は確認されていないという。なお、PCからチケットを購入したユーザーについては情報漏えいのおそれはない。

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