FOMAで音声定額?「jigメッセンジャー」

» 2005年04月27日 14時47分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 jig.jpは4月27日、音声入りの動画を送受信できるFOMA用iアプリ「jigメッセンジャーβ版」を発表した。対応機種は、FOMA 901i/900i/700iシリーズ。27日の17時頃よりダウンロード/サービス開始を予定している。β版は無料で提供される。

 jigメッセンジャーは、動画の撮影、送信、受信、再生が行えるiアプリ。対応端末であれば、音声のみの録音再生と送受信も可能になる。パケット定額制の適応範囲内で利用できる。送受信するデータ量が多いため、jig.jpではパケット定額制の利用を推奨している。

 jigメッセンジャーを起動して動画を撮影。「友達リスト」の中から動画を送りたい相手を選び、撮影した動画を送ると、動画がサーバーに保存される。動画を送った相手がjigメッセンジャーを起動していれば、jigメッセンジャーが一定時間ごとにサーバーにアクセスして動画を受信、再生できる仕組み。

jigメッセンジャーの友達リスト。このなかから1人あるいは全員に、音声入りの動画を送信できる

 サーバーへのアクセス時間は、30秒/1分/2分/10分から選んで設定できる。友達リストへ招待するには、リストに追加したい相手のメールアドレスを入力すると、相手にメールで通知が届く。承諾するとリストに追加される。

 β版では、友達リストのなかの1人、あるいは全員に対して動画を送れる仕組みになっている。また、サーバーに保存した動画は、相手がダウンロードすると消去する仕様になっているが、このあたりは正式版公開のときにまた変更する可能性が高いという。

http://ms.jig.jp/

 正式版では課金を考えているが、詳細は未定。「高機能な有料版と機能を制限した無料版の両方を用意するなどで、普及をはかりたい」(jig.jp)としている。ダウンロードはhttp://ms.jig.jp/ から。

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