撮った写真からデコメテンプレート自動生成──富士写が新サービス

» 2005年06月06日 23時16分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 FOMAユーザーの間で、昨今盛り上がりを見せるデコメール(デコメ)。特に、あらかじめ画像などがレイアウトされたデコメテンプレートのダウンロードサービスが人気だ。

 富士写真フイルムは、独自の画像処理技術をベースにこのジャンルに参入。ユーザーが自分で撮影した写真を組み込んだデコメールテンプレートを自動生成する「ミラクルデコメール」を6月6日から提供する。

 同社が提供中のオリジナルフォトクリップ作成サービス「ウゴク・フォトミラクル」に、追加される機能となる。6カテゴリー、12種類のひな形の中からデザインを選び、撮影して同社サーバにアップロードしてある中から写真を選択する。すると写真を組み込んだ形で、デコメテンプレートが自動生成され、ダウンロードできるようになる。

 写真を含んだデコメールテンプレートは容量が10Kバイトに制限されているため、これまで作成が難しかった。富士写真フイルムは「KeitaiPicture」などで使われている画像処理技術を使うことでこれに対処している。「トータルでサイズを合わせて作るのには、ビットレートコントロールなどの技術が生きている。モバイル減色法など全部搭載している」(富士写真フイルム)

 ミラクルデコメールの対応機種は、900i/901i/700iシリーズ。900iシリーズはデコメールテンプレートのダウンロードに対応していないが、サイトの画面上でメールアドレスを入力することでデコメールテンプレートがメールで届くようになっている。

 アクセス方法は、「待受画面/iアプリ待受/フレーム」ー「写真フレーム」から。料金はウゴク・フォトミラクルなどのサービスも含んで月額315円。

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