カメラ機能に凝ったユニークな「D901iS」ケータイカメラ画質研究ラボ(4/5 ページ)

» 2005年06月24日 02時59分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

室内編

 では室内編を。最初は蛍光灯下での写真から。

 左端にいるラバーダックが、実物よりレモン色っぽく写っている以外は階調も滑らかだ。瓶や箱のラベルに微妙な曲線や斜め線が多いので拡大してみるとヤバいところもあるが、それ以外は問題ない写りだ。

 次は白熱灯。

 中央のロウソクにピントを合わせたつもりが、実際にはやや後ろに合ってしまったようだ。でも色はほんの少し白熱灯の赤みは残るもののバランスはよく、どの色もしっかり出ていて暗部も滑らかだ。ISO感度が140に自動増感され、シャッタースピードは1/30秒を確保している。

 マクロは10センチちょっとの距離で撮影してみた。

 ディテールの写り具合もシャープさもいい感じで、背景のぼけ方もきれいだ。

 最後にロウソクの光で撮ったものを。

フルオート 超感度アップ
フルオート+ライト

 実はフルオートやライト点灯の写真は、ISO感度300でシャッタースピードは1/3秒くらい。超感度アップの写真は暗いところでも無理矢理撮れるようモノクロになるが、ISO感度自体が上がるわけではないし(この写真ではISO180)、シャッタースピードも1/2秒だ。増感して暗いところを写すというよりは、モノクロにすることで暗い場所の分かりづらい絵をくっきり見せる機能といったほうがいいかもしれない。

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