長押しすると……長期ロードテスト「D901iS」 No.15

» 2005年07月01日 23時09分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 読者のみなさんは、“キーの長押し”を使ってますか? 実に多くの機能が携帯電話に盛り込まれるようになったため、比較的利用が多いと思われる機能についてはメニューをたどることなくアクセスできるよう、キーの長押しに割り当てられているものもあります。

 「D901iS」にはどんな機能が割り当てられているのか、チェックしてみました。

 これらのキーの長押しには、さまざまな機能が割り当てられています

 閉じた状態で表に出ているキーに割り当てられているのは以下の機能です。

ボタン 機能
Menu マナーモードのオン/オフ
テレビ電話キー スピーカーホンによる電話の開始
発話キー スピーカーホンによる電話の開始
電話帳ボタン 予定表へのアクセス
メールキー 新規メール作成画面の起動
終話キー 電源オフ
クリアキー セルフモード
決定キー アプリの一発起動(初期設定はEdyアプリ)
方向キー上 動画撮影起動
方向キー右 ICカードロック設定
方向キー下 iアプリフォルダ一覧
方向キー左 着信履歴(単押しと同じ)
TASKキー(側面上) マルチタスクメニュー起動(短押しと同じ)
カメラキー(側面下) カメラ起動

 なおカメラキーは、短押しで「伝言メモ/音声メモ」が起動します。

 ダイヤルキーにもさまざまな機能が割り当てられていました。これは「メニューボタン」-「右上ソフトキー」で表示される「カスタムメニュー」に対応しており、初期設定では以下のような設定になっています。

ボタン 機能
1キー アラーム設定
2キー 計算機
3キー サウンドレコーダー
4キー 着信表示設定
5キー 情報行表示設定
6キー 着信中オープン応答
7キー スライド編集設定
8キー 暗証番号入力画面
9キー 発信者番号通知設定
*キー ドライブモードのオン/オフ
0キー 「+」を付加して電話をかける
#キー マナーモードのオン/オフ

 端末によって割り当てられている機能も異なるので、私は新しい携帯を買うと、とりあえず長押しで何ができるのかを片っ端からチェックしたりしてます。

読者からの質問への回答コーナー

 バッテリーの持ちについて「どうなのか」という質問をいくつかいただいています。「電池の持ちはどうでしょうか? あるところでは良いと聞きますが、あるところではすぐ電池切れすると聞きます」

 それほどヘビーユーザーではないせいか、個人的には普通に使っている分にはバッテリーの持ちが悪いとは思いませんでしたが、とりあえず充電しないでどれくらい持つのかを調べてみました。

 ちなみにスペック上の連続待ち受け時間は、パーシャル時表示オンで約300時間、パーシャル時表示オフで約430時間です(いずれも移動時)。なお連続待受時間は、“通話やメールなどの操作を何も行わず待受状態で何時間持つか”を示すもの。一般的な操作を行うと、それよりはかなり短い時間になります。

 パーシャル時表示というのは、バックライトオフ時に情報表示行を見えるようにするかどうかの設定になります。写真はパーシャル時表示がオンの場合。オフにすると、バックライトオフ時には画面が一面、真っ暗になって何も見えません

 木曜日の朝10時に満充電からスタート。以降、メール受信14通、通話2回(3分程度)、jigブラウザ閲覧(トータル10分くらい)、写真撮影8回、メール送信12回、iモード閲覧トータルで20分くらい──使いました。翌日の15時にバッテリーのゲージが2になり、その18時過ぎくらいに1まで減りました。

 その後、着信周りの検証をしていたら19時近くに「充電してください」とアラートが出ました。トータルで約32時間持ったことになります。

 バッテリーの持ちは、どんな機能をどのようにどれくらい使うかにも左右されるので、お答えするのが難しいのですが、実際試してみたところではこんな感じでした。

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長期ロードテストとは

 ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。

読者のニーズが機種を決定

 なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。

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