イー・アクセス、携帯端末開発でインテルと協力

» 2005年07月12日 16時21分 公開
[ITmedia]

 イー・アクセスとインテルは、イー・アクセスが参入を計画しているW-CDMA携帯電話の端末開発で協力すると発表した。Intel XScaleマイクロアーキテクチャ(2002年2月12日の記事参照)に基づくプロセッサを搭載した端末を検討する。

 Intel XScaleアーキテクチャに基づく汎用プロセッサや汎用OSなどを採用することで、オープンプラットホームを目指す。「ユーザーは、自分の利用したいアプリケーションを容易にインストールすることが可能」(イー・アクセス)。特定のアプリケーションやハードウェアを端末をまたがって使えるため、ソフトウェア・ベンダーや端末メーカーが開発コストを抑えられるという。

 なお、イー・アクセスの携帯サービスの全機種がIntel XScaleアーキテクチャを採用するかどうかは不明。「そもそもイー・モバイルブランドで出すものと、そうでないものがある。検証してよいものだと分かれば端末メーカーに“推奨”することになるだろうが、現状ではどうなるかは未定」(イー・アクセス広報)

 Intel XScale マイクロアーキテクチャは低消費電力、高性能を指向しており、携帯電話などのモバイル機器向けに開発された技術。

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