「G'zOne TYPE-R」で水中撮影荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/4 ページ)

» 2005年08月15日 20時45分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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 ただこれはデジカメにしろ携帯カメラにしろカシオの傾向なのだが、白熱灯や白色蛍光灯の下で撮るとかなり赤み(というか橙色)が残ってしまう。

マクロモードで白熱灯下で撮影

 これを嫌う場合、例えば料理を撮るときなどは、撮影補助の中にあるホワイトバランスをセットしたい。使い勝手はさすがカシオって感じで、なかなかいいし、保存も数秒で終わる。SXGAの場合でも3秒程度だ。

難点は?

 で、使ってみて感じた難点を1つ。

 外部記録メディアを持っていないのである。内蔵メモリだけなのだ。防水仕様の関係上、浸水しやすいメディアスロットを設けにくいとか、防水仕様のメディアスロットを作るとさらにでかくなるとかあるのだろうが、ちょっと残念だ。

 さらにPCとつなぐためのキットは別売り。メールで500Kバイトまで添付できるので、SXGAで撮った写真をメールで送ってもいいがそれも大変。それにSXGAだと500Kバイト近くになるが、それだと内蔵メモリの消費も早い。

 今回はPC用のケータイ管理ソフトで画像を吸い上げたが、ちょっと時間がかかる。

 もう1つ残念なのは、WIN端末ではないこと。WINならダブル定額コースでも使ってでかい画像ファイルもPCのメールし放題だったのに。これがWIN端末なら、もう即買いって感じだ。

 でもほかのケータイでは、いや、普通のデジカメでも撮れない苛酷な環境での写真を「自在に撮りまくれる」のはG'zOneの良さ。アウトドア用なんて考えず、モノを乱暴に扱うような人、子供と水辺で遊びながら撮りたい人なんかには最適だ。

 そんなわけで、G'zOneは苛酷な環境でのスナップをVGAやQVGAくらいの画像サイズでサクサク撮って、メールで送って楽しむのが最適じゃないかと思う。

編集部からのお知らせ

 携帯カメラの機能レビュー連載「ケータイカメラ画質研究ラボ」が、リニューアルしました。新連載では画質比較に止まらず、その携帯カメラが「どんな特徴を持っているか」「どう使うと楽しいか」を積極的に取り上げていきます。引き続き、ご愛読いただけますようよろしくお願いします。

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