ウィルコムは9月22日、京セラ端末「WX300K」を発表した。ベールシルバー、パールオークルの2色展開。発売予定は11月中旬、端末価格は1万円前後の見込み。
Operaフルブラウザを搭載しつつ、パケット通信は1xまでの対応となっている。「WX310」シリーズと比較するとエントリーモデルという位置づけで、miniSDカードスロットやドキュメント閲覧機能、Javaといった機能は省いてある。98×48×20.8ミリ/110グラムと、今回発表された機種の中ではもっとも小型で薄く、軽量なモデルとなる。
2004年4月に発表した「AH-K3001V」いわゆる“京ぽん”のマイナーチェンジバージョンとなる。OperaとPOP3/SMTP対応メーラーを搭載、下りのパケット通信速度が最大32kbps(1x)といったスペックは変わらない。ただしカメラは35万画素CMOSカメラになり、AH-K3001Vの11万画素CMOSカメラから進化した。
本体下部にはmini-BタイプのUSB端子が付く。PCにつないで充電が可能だが、WX310Kとは異なり、USBマスストレージクラスには対応していない。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | WX300K |
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メーカー | 京セラ |
サイズ | 約49(幅)×98(高さ)×22.8(奥行き)ミリ |
重さ | 約110グラム |
連続待受け時間 | 約400時間 |
連続通話時間 | 約4時間 |
電話帳 | 最大500件 |
メイン液晶 | 2.2インチ/240×320ピクセル(QVGA) |
Webブラウザ | Opera |
予測変換 | モバイル Wnn |
MIDI音源 | 64和音 |
データ通信 | 1xパケット、フレックスチェンジ、64k/32k PIAFS |
内蔵カメラ | CMOS約35万画素 |
セキュリティ | リモートロック |
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