3位 地デジ対応携帯登場──ドコモ「P901iTV」、KDDI「W33SA」
4位 Java、Bluetoothも ウィルコム新型端末の狙い
5位 Java対応、ICレコーダー機能付き三洋「WX310SA」
6位 指紋認証&リモートロックのセキュリティ端末「WX310J」
8位 「auショップ店員コンテスト」に見るKDDIの販売戦略
9位 au携帯に月額1500円プラン 小中学生とお年寄り対象
10位 リッピングソフト付属の「W31SA II」、23日から順次発売
今週のトップは、NECが開発した世界最薄11.9ミリの折りたたみ携帯の話題。カメラが付いた折りたたみでこのサイズは確かにスゴイ! でも「GSMじゃ日本で使えないしなあ……」と思われた方も多いのでは。
2位以下を見るとまんべんなくウィルコムの発表した新端末群の話題が入った今週。PHSの新機種が4機種同時発表、という事態は実に久しぶりだったので、ある意味“想定の範囲内”。
モバイル編集部内でなんとなく“ウィルコム担当”ということになっている記者は、いそいそと発表会に向かった。“いっぺんに4機種発表”に加え、どれも気合いの入った力作の端末ばかりだったため、発表会会場でテンションが上がっていく自分を抑えることができなかった。しかしそんな自分を恥じながらあたりを見回してみると、目がランランと輝き、テンション上がりっぱなしの記者や編集者があちこちに……。どうやらハイテンションになっていたのは決して記者だけではなかったらしく、「同業者にはPHS好きが多いのね」と思ったことをここで書き記しておきたい。
さて今回のトップ10では、先日の九州出張で出会ったドコモ九州のオリジナルキャラを紹介しよう。
彼の名前は「カムーバ」君。生みの親である松下進氏は、「YOUNG JUMP」「週刊ファミ通」などさまざまな雑誌の表紙を手がけているアーティストなので、どこかで見たことがあるような……と思われる方も多いのでは。
カムーバ君は、1996年生まれと歴史の古いキャラ。当初はテレビCMやドコモ九州の請求書に同封されている「カムーバ通信」を中心に活躍していたが、現在はあのドコモダケ(6月21日の記事参照)に活躍の場を奪われ、ドコモ九州iモード向けサイトのカムーバコーナー、および一部のショップでしか見かけることはないという。
このカムーバ君、見て分かるとおり「カメ」のキャラクターである。なぜカメなのか、と聞いてみたところ「電話をかけたときの第一声は“もしもし”。もしもしで連想するのが、“もしもしカメよ、カメさんよ〜♪”なので」(ドコモ九州広報部)という回答だった。カメはキノコに勝てなかったということなのか。
名前の由来はもう1つある。「“Come On mova”(カモンムーバ)から名付けました」(ドコモ九州広報部)……む、ムーバですか。「それはもう、引退も時間の問題かもしれませんね」と言っていいものかどうか迷っていたら、さらに衝撃の事実を知ってしまった。「カムーバにはガールフレンドがいたんですよ。もう見ることはできないですけど。ピービーっていうんです」(同上)
ピービー……もしやポケットベルの略ですか? と聞いてみたら大当たり。さすがに復活の可能性はなさそうだ。ドコモ九州から「フォーマンモス」とか「フォーマンボウ」とか「フォーマッコウクジラ」とか、FOMAにちなんだ新キャラクターが早く生まれることを期待したい。
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