ソウル市の西北にある新村に9月30日、国内では初の携帯電話専門のブランドショップである「Anycall Studio」がオープンした。
Anycall Studioは2階構成となっており広さは120坪。Samsungがこれまで市場へリリースしてきた携帯電話を展示しているだけではなく、実際に触れてみることも可能となっている。
1階には4つの体験コーナーがある。700万画素の「カメラ携帯」で撮影とプリントアウトができる「フォトステーション」、大型LCDにつないだ3Dゲーム携帯を体験できる「ゲームステーション」、Bluetooth搭載のミュージックフォンなどで音楽が聴ける「ミュージックステーション」、DMB(デジタル放送)フォンで動画を楽しめる「マルチメディアステーション」だ。
2階はちょっとした「携帯博物館」のようになっている。世界中で人気を博した「ブルーブラックフォン」などをはじめ、受賞歴のある携帯電話を展示する「アワードコーナー」、ファッション性の高い携帯端末を一挙展示している「トレンドリーダーコーナー」、衛星DMBフォンなど、Samsungの「世界初」「世界最高水準」の携帯電話だけを集めた「テクノロジーリーダーコーナー」、女性に人気のデザイナー、ANNA SUIとのコラボレーションフォンなどを展示する「デザイナーフォンコーナー」など、国内外で活躍するSamsungの姿を見て感じ取ることができる。
韓国の入り口である仁川空港には、SK Telecom(以下、SKT)の「ユビキタスITサービス体験館 “U-Zone”」が8月からオープンしている。仁川空港の3階に123坪の広さでオープンしたこのスペースでは、SKTが提供しているさまざまな技術を、なんと日本語解説付きで体感できる。
ここに展示されているのは、衛星DMB、テレマティクス、W-CDMA関連の携帯電話だ。このほか韓国でのみ楽しめる、同社の音楽配信サービス「MelON」や、3Dゲームサービス「GXG」、ミニホームページ「モバイルサイワールド」なども直接体験することができる。また、自宅内の家電を携帯電話で操作できる「デジタルホーム」の展示も行われている。
館内は、携帯電話の動画がガイドしてくれる「モバイルアシスタント」サービスが案内してくれる。また国際空港の中にある体験館ということで、日本語のほかにも英語や中国語による案内も提供するなど、細かなサービスにも力が入れられている。
韓国やソウルを訪れた際にはぜひ立ち寄ってほしい携帯電話スポットだ。
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