KDDIは10月31日、ケータイコンテンツ・クリエーターを発掘するコンテスト「EZアワード3」の授賞式を行った。会場にはKDDI執行役員、コンテンツ・メディア本部長の高橋誠氏も駆けつけ、次代のクリエイターの才能をたたえた。
EZアワード第1回目の応募総数が435作品で、2回目は525作品。「3回目は600ぐらいかな……と思ったら、3000作品の応募が集まった」と高橋氏が笑うとおり、EZアワードも徐々に大規模になりつつある。会場では、各部門の最優秀賞も発表された。
KDDIは従来から、携帯のエンターテインメントメディア化に力を入れている。高橋氏は、当初15秒という制限があった携帯向けショートムービーも、現在の約3分から、5分、10分と拡張していくと話す。「通信と放送が融合する時代もくる。新しいクリエイターが表現を行う時代になる」(同氏)
そんな中で、クリエイター側がKDDIに求めるのは「次代のクリエイターに表現のチャンスを提供する事業者」になること。これは、昨年開催されたEZアワード授賞式でも話題になったポイントだ(5月31日の記事参照)。高橋氏はその場で、「今日は宿題をいただいた」とコメントしていた。
1年がたち、高橋氏は“宿題”を忘れていないと話す。今は詳細を明かせないが、何らかのかたちでクリエイター向けサービスを提供していくことをほのめかした。
最優秀作品 | クリエイター | 部門 |
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墨 | 銘吉行 | Tシャツデザイン部門 |
ラナウェイ(牛追いボウリング) | ジンコル大陸 | ショートムービー部門 |
○いらん ×と△ 星願い | hide | ボウリング川柳部門 |
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