「MACHINA」と「HEXAGON」、KDDIデザイニングスタジオで公開

» 2005年11月07日 20時28分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 原宿のKDDIデザイニングスタジオ(3月2日の記事参照)に、au design projectの新コンセプトモデル「MACHINA」と「HEXAGON」がお目見えした(11月1日の記事参照)。同スタジオの4階に展示エリアが設けられ、デザイナーズウィークの展示に近い雰囲気で端末が飾られている。12日からは、「MEDIA SKIN」も展示される予定だ(11月2日の記事参照)

KDDIデザイニングスタジオ内に展示される「MACHINA」と「HEXAGON」


「HEXAGON」は、デザイナーズウィークで展示されたのと同様、鳥かごの中にレイアウトされている。実物を目にすると、その薄さに驚く


有機的な曲線が特徴の「MACHINA」


展示場にはスクリーンが設けられ、プロモーション映像が流れている

 新モデルの展示に加え、au design project端末の1つ「apollo」のデザインを手掛けた東泉一郎氏が参加するデザイナーズユニットThe ProjectorsとDGNによるインスタレーション「danboxel 01」も展開。11月20日まで館内はまるで美術館のような雰囲気になる。

 今回のイベントは「デザイナーズウィークの開催に合わせて、KDDIデザイニングスタジオでも感度の高い取り組みをしよう──というのがきっかけ」だとKDDIデザイニングスタジオ広報担当の寺口由里子マネージャー。この機会に、au design project端末を間近で体験してほしいと話す。

入口を飾るインスタレーションは、ユーザー参加型。段ボール箱を積み上げた壁の壁面には、原宿の道行く人をリアルタイムで捉えた映像が流され、ユーザーが壁で囲まれたエリアに踏み込むと、映像が回転し始める


壁の1つには、ユーザーがWebから投稿したテキストが表示される。「2〜3日に1回くらいの頻度で新しく投稿されたテキストに変えている」(寺口氏)。この壁はライブカメラでWeb中継される

 2階には、歴代のau design project端末が勢揃いしている。GRAPPAやwearable、rotary、apolloが一般公開されるのは初めてだと寺口氏。「写真ではなかなか分からない質感や構造などを見てほしい」

回転する円形のテーブルの上に飾られた歴代au design project端末。ガラス越しの展示のため手に取ることはできない


テーブルの上の端末はビデオカメラで撮影され、段ボールの壁に投影される。このインスタレーションもThe ProjectorsとDGNが手掛けた


3階にはこれからの技術を展示するスペースを設けている。愛・地球博で使われていた「愛・MATE」やICタグリーダー付き端末の試作機を展示。11月10日からは、燃料電池端末も展示するという


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