400万画素 手ブレ補正の実力第3回

» 2005年11月25日 00時00分 公開
[PR,ITmedia]
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 多くの人が携帯電話を選ぶときに重要なポイントとして挙げるカメラ機能。N902iはトップクラスの400万画素カメラを搭載しただけでなく、単体のデジタルカメラで注目されている静止画撮影時の手ブレ補正機能を、デジタル手ブレ補正機能として国内携帯電話で初めて採用した。

photo あえて薄暗い室内で果物を撮影してみた。手ブレ補正の設定をOFFにすると、ブレた写真になる。手が震えてカメラが動いてしまういわゆる“手ブレ”だ。ところが同じ条件で手ブレ補正の設定をオートにすると、見事にくっきりとした写真を撮影できた

手軽な撮影でもきれいに撮れる――手ブレ補正の仕組み

 携帯電話のカメラ利用は、スナップ撮影的に使用することが多い。飲み会やカラオケなど盛り上がった場面を撮影し、後で確認するとブレていた――そんな経験がある人も多いだろう。では、なぜ手ブレは起きるのだろうか?

 手ブレは撮影時に携帯電話が微妙に動いてしまうことが原因で起きる。そしてシャッター速度が遅くなると影響が大きくなる。しかしシャッター速度を速くすると暗い静止画になってしまうし、だからといって明るい画像にしようと無理に感度を上げると、今度はノイズが増えて画質が悪くなってしまう。

 N902iの手ブレ補正機能は、やや暗めの室内や夕方、夜間などの撮影時に威力を発揮する機能だ。撮影時には特に手ブレ補正機能を意識する必要はなく、常にオートにしておいて構わない。

 手ブレ補正機能が有効になっていると、本来のシャッター速度よりも高速なシャッター速度で4枚の静止画を連写し、これらを1枚の静止画として合成する。ただし、4枚の静止画は撮影タイミングが微妙にずれるので、アングルも微妙にずれている可能性が高く、ただ合成しただけではブレたような静止画になってしまう。そこで合成時には静止画の中から特徴点を見つけ出し、特徴点の位置を合わせてアングルが同じになるように補正しながら合成する。このような賢い仕組みで、手ブレを大幅に軽減する処理を撮影と同時に行っているのだ。

photo 高速撮影した4枚の画像から特徴点を抽出し、その位置を合わせて補正しながら4枚を合成。その結果、手ブレが減少した鮮明な画像に

 またN902iは、動画撮影時にも手ブレ補正機能を利用できる。動画を連続した静止画として捉え、特徴点の位置を合わせるように撮影することにより、QVGA(320×240ピクセル)までのすべての撮影サイズで手ブレ補正を実現した。移動する被写体を追いかけながら撮影する「流し撮り」にも対応している。

 このようにN902iなら、静止画も動画も、手ブレせずにきれいに撮影することが可能なのだ。

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提供:日本電気株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2005年12月31日

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