ITmediaで毎週お届けしている「携帯販売ランキング」、今回は特別版として“年間ランキング”を掲載しよう。キャリア別のトップ10のあとに、キャリア間を横断しての「総合トップ10」も掲載する。
記事作成にあたっては、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店のPOSデータを集計した。なお集計の都合上、1月1日から11月30日までのデータになっている点は了承いただきたい。
順位 | 機種名 | メーカー | 発売年月日 |
---|---|---|---|
1 | P901i | パナソニックモバイル | 2005/2/4 |
2 | N901iC | NEC | 2005/1/28 |
3 | F672i | 富士通 | 2003/9/5 |
4 | P700i | パナソニックモバイル | 2005/3/11 |
5 | P506iC | パナソニックモバイル | 2004/7/10 |
6 | N900iS | NEC | 2004/6/25 |
7 | N506i | NEC | 2004/6/26 |
8 | N700i | NEC | 2005/3/11 |
9 | P901iS | パナソニックモバイル | 2005/6/10 |
10 | SH901iC | シャープ | 2004/12/1 |
ドコモのランキングでトップに立ったのは、「P901i」だった。ハイエンドの901iシリーズにあって、厚さ22ミリ、重さ104グラムと小型軽量を実現したモデル。“P”端末のお家芸となったカスタムジャケット対応や、人気ゲーム「ファイナルファンタジーII」をプリインストールしたことなどもポイントで、ユーザーに好評を博した。
2位は「N901iC」。NECとしては初のおサイフケータイで、ツートンカラーのボディデザインも人気の一因だった。注目すべきはその下、3位に入った“らくらくホン”こと「F672i」。2003年に発売された端末で、いまだに売れ続けているという異例のロングヒット端末だ。同機種は、実は2004年の年間ランキングでも6位につけている(2004年12月27日の記事参照)。それから1年が経ち、かえって順位を上げているというところがおそろしい。
メーカー別に見ると、パナソニック モバイルの強さが際立つ1年となった。NECもランク入りした端末の数では負けていないが、やや順位的に下の方に固まっている印象を受ける。
順位 | 機種名 | メーカー | 発売年月日 |
---|---|---|---|
1 | A5509T | 東芝 | 2005/2/10 |
2 | A5507SA | 三洋電機 | 2004/12/15 |
3 | W31K | 京セラ | 2005/3/8 |
4 | W22SA | 三洋電機 | 2004/11/26 |
5 | A1404S | ソニー・エリクソン | 2005/1/27 |
6 | W31T | 東芝 | 2005/6/30 |
7 | W31SA | 三洋電機 | 2005/2/24 |
8 | W31S | ソニー・エリクソン | 2005/4/14 |
9 | A5511T | 東芝 | 2005/6/17 |
10 | W32SA | 三洋電機 | 2005/7/15 |
auのランキングでトップに立ったのは、非WIN端末である「A5509T」。東芝端末の特徴ともなった「セキュリティ機能」にフォーカスした端末で(2004年12月27日の記事参照)、デザイン性や楽しさにこだわった「フレンドリーデザイン」対応端末であったこともユーザーの支持を集めた。
2位の「A5507SA」は、厚さ20ミリで重さ102グラムの薄型軽量モデル(2004年12月14日の記事参照)。3位の「W31K」はWIN端末としては初めてフレンドリーデザインに対応した端末で、auユーザーが使いやすさを重視していることがうかがえる。
メーカー別に見ると、東芝と三洋電機が交互に並んでいることが目に付く。これに、デザイン性などで根強い人気を持つソニー・エリクソンの端末が絡むという展開になっている。
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