4機種目の902iシリーズとして登場した「P902i」は、薄型軽量ボディとカスタムジャケットへの対応といった“P”端末の特徴を継承したFOMA端末。日本語入力システムにAdvanced Wnnを採用し、キー配列を変更するなど使い勝手の改善やBluetoothの搭載に注目が集まる端末だ。
ボディ形状はスタンダードな折りたたみ型。前モデルとなる「P901iS」から、幅と高さはそのままに厚さが25ミリから18.3ミリへとスリム化された。直線基調のデザインを採用したことで見た目もスリムなイメージに生まれ変わり、重さは115グラムから109グラムへと6グラム軽量化されている。これは現行端末でいえば、サイズ、重さともにFOMAのエントリーモデル「P701iD」とほぼ同等だ。
端末名 | サイズ | 重さ |
P900i | 50×104×24ミリ | 124グラム |
P901i | 49×102×22ミリ | 109グラム |
P901iS | 49×102×25ミリ | 115グラム |
P701iD | 49×100×19.5ミリ | 109グラム |
P902i | 49×102×18.3ミリ | 109グラム |
操作部は、クリアキーの位置が方向キーの右下から発話/終話キーの間という一般的な位置に移動し、クリアキーがあった位置にカメラキーが追加された。P端末といえばクリアキーはPDCでは右上、FOMAでは方向キーの右下とかたくなに独自レイアウトを貫いてきたわけだが、ついに一般的な位置に移動した。
ワンプッシュオープンボタンは、ヒンジ部左側に装備。ボタンを押すと、ワンタッチで通話に適した位置までディスプレイ部が自動で開く。一度開いてしまえば90〜120度程度の位置でディスプレイ部の角度を固定することも可能だ。
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