KDDIは2月上旬から、1X WIN対応の新機種「W41H」を発売する。2.7インチのワイドQVGA液晶を搭載しており、4月に開始予定の移動体向け地上デジタル放送サービス「ワンセグ」(9月27日の記事参照)を視聴できる。
回転2軸ヒンジ構造を備えており、240×400ピクセルのディスプレイを上にした状態で折りたたみ可能。テレビスタンドを兼ねた充電台に端末本体に置くと、テレビが自動起動する。大画面のためデータ放送で表示される文字数が多く、さらに「画質調整設定」機能を利用すれば「標準」「シネマ」「色鮮やか」の3種類から好みの画質を選べるという。
低消費電力化を実現したとうたっており、テレビは最長で約3時間45分の連続視聴が可能。視聴中に電話がかかってきても、テレビ番組を約2分間まで一時保存して通話終了後に再生する「タイムシフト再生」機能を搭載する。音声付きの1.3倍速で再生するため、視聴しながら通常放送に追いつくことが可能だという。字幕機能にも対応している。
最大約30分の録画と、静止画の保存が可能。主副音声切替、視聴エリアオート設定などをサポートする。ワンセグ以外にも「EZ・FM」「EZテレビ」に対応するが、地上アナログ放送自体は視聴できない。
PC向けサイトを閲覧できる「PCサイトビューアー」を搭載するほか、Eメールに添付のファイルを表示できる「PCドキュメントビューアー」も搭載。FeliCaに対応するほか、au ICカードにも対応する。またminiSDカードをPCの外部メモリとして認識する、USBマスストレージに対応する。
主な仕様は以下の通り。
機種名 | W41H |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚み) | 53×106×27ミリ |
重さ | 約159グラム |
カメラ | 有効画素数207万画素CMOS |
連続通話時間 | 約220分 |
連続待受時間 | 約240時間 |
メインディスプレイ | 2.7インチ ワイドQVGA 240×400ピクセルTFT液晶 |
日本語入力 | ATOK for au+AI推測変換APOT |
外部メモリ | miniSD(別売) |
ボディカラー | インフィニティブラック、グレースホワイト |
発売時期 | 2月上旬 |
サービス | - |
---|---|
EZFM | ○ |
EZFeliCa | ○ |
auICカード | ○ |
Hello Messenger | ○ |
EZナビウォーク(声de入力) | ○ |
電子コンパス | × |
赤外線 | ○ |
Eメールバックグラウンド受信 | ○ |
ステレオスピーカー | ○ |
安心ナビ | ○ |
バイリンガル | ○ |
SD-Audio | ○ |
PCサイトビューアー | ○ |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.