「WX310K」のミュージックプレーヤー機能をチェックする 京ぽん2が音楽ケータイに: (2/2 ページ)

» 2006年02月27日 21時20分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]
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ミュージックプレーヤーとしての基本機能を見る

 ミュージックプレーヤー機能は、[メニュー]→[アクセサリ]→[7.ミュージックプレーヤー]で起動する。WX310Kには「マイオリジナル」というショートカットを登録する機能があるのだが、ミュージックプレーヤーはマイオリジナルに登録できないのは少々残念だ。

 ミュージックプレーヤーとしての機能はシンプルだ。再生モードは、ユニット(全トラックを順に再生)、1トラック、シャッフル(ランダム)、リピート。イコライザは、Normal/Pops/Rock/Classic/Jazzから選択できる。

 端末を開いてミュージックプレーヤー機能を起動している状態では、十字キーの上下がボリューム調整、左右キーは短押しで前後曲へのスキップ、長押しで早送り/早戻しとなっている。決定キーで再生/一時停止を切り替える。十字キーは押しやすく、反応もいいので操作は非常に快適だ。早送り/早戻しの時に音楽が早回しで再生されることもあって使いやすい。

 端末を閉じて、ミュージックプレーヤー機能を起動しているときは、本体側面のLOCKキーとカメラのシャッターキーでも操作できる。初期設定では前後曲へのスキップに割り当てられているが、ボリューム調整に変えることもできる。

 ミュージックプレーヤー機能を持つ携帯電話では、専用のリモコンが付いていたり、イヤフォンマイクのスイッチをリモコン代わりにしたりすることで、端末を開かずに使えるものが多いが、WX310Kはリモコン操作には対応していない。初めはそこが少々気になったのだが、サイドキーが操作しやすいため、ほとんど気にならなくなった。

 なお、WX310Kはシングルタスクなので、音楽を聴きながら各種の操作(メールの読み書きやWebの閲覧など)はできない。音楽を聴いているときに電話がかかってくると、音楽再生はストップする。終話ボタンを押すとミュージックプレーヤー画面に戻るが、音楽は一時停止しているので、決定キーを押して再生を再開する。

SonicStageでも使える……?

 ATRAC3/ATRAC3plusをOpenMG対応デバイスに転送できるソフトは、BeatJamだけではない。ソニー製のPCやオーディオプレーヤーを利用していたり、もともとMoraで楽曲を購入している場合は、同社製の音楽管理ソフトである「SonicStage」(2004年11月10日の記事参照)がすでにPCに入っていることだろう。

 Moraで無償提供している「SonicStage for Mora」(バージョン3.4.01.13062)を使って試してみたところ、WX310Kを認識した。Moraで購入した音楽ファイルも問題なくWX310Kに転送できる。

 BeatJam for WX310KとSonicStageの両方が1つのPCにインストールされていてもまったく問題ないが、2つは要らないという場合はWX310Kにアプリをダウンロードした後、楽曲の転送はSonicStageを使うのも手だ。ただし、京セラではSonicStageの使用については保障していないため、あくまで自己責任で、ということになる。

SonicStageに、ソフトウェアを更新したWX310Kをつないだところ。「ATRAC Audio Device(F:)」と表示される
ATRAC3/ATRAC3plusだけでなく、MP3も転送できてしまう
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