ドコモから久々のPDC──「N506iSII」を3月10日から発売

» 2006年03月02日 15時29分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 ドコモは「N506iS」の後継モデルにあたる「N506iSII」を3月10日から全国一斉に発売する。

 N506iSIIは、回転2軸スタイルのPDC端末。前モデルとの違いは、フラットパネルスピーカーを採用しなかった点と、背面のiモード周りのデザインを変更した点となる。背面は光り方のパターンを4種類から選択でき、色も12色から選べる。

 端末を閉じたまま通話やiモードを行えるよう設置されたシャトルキー、345×240ピクセルのQVGA+液晶は踏襲され、ほかにも名刺などの文字をカメラで読み取ってテキスト化する「アクセスリーダー」(日本語対応)、英和・和英・国語の3種類の辞典、ハンズフリー対応の自動読み上げ機能などを備える。

 N506iSのターゲットユーザーについてドコモは、今後も当面、ムーバを使いたいと考えているユーザーとする。「FOMAへの移行も進んでいるが、一方で契約者の約50%がムーバを使っているというのが現状。お客様から『ムーバの新機種が欲しい』という要望があったことから新機種を開発した」(ドコモ広報)。

 今後のPDC端末の開発についてドコモは、「ユーザーの要望に応じて新機種を開発する可能性はある」としている。

端末名 N506iSII
サイズ 104×49×24ミリ
重さ 128グラム
連続待ち受け時間 約420時間
連続通話時間 約150分
メインディスプレイ 345×240ピクセルの2.4インチTFT液晶(26万2144色)
サブディスプレイ なし
外部メモリ miniSDカード
カメラ機能 有効画素数130万画素のCCDカメラ
ダークブルー、ライトパープル

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