ドコモが著名デザイナーと手を組んで、どかっと出してきたデザイン重視の「F702iD」「N702iD」そして「SH702iD」。せっかくなので3ついっぺんにカメラチェックしてみた。どれも小ぶりで、デザイン優先って感じの作りだが、カメラはどうか。比較しながら見てみよう。
まずはF702iDとN702iDとSH702iDの3つを並べてみる。
NとSHはそろって矩形タイプ。そういえば、KDDIの「neon」も矩形系。今年はシンプルな直方体(N702iDのコピーでいえば「フラット&スクエア」)が流行るのかもしれないと思いつつ、そんな中で思いっきり曲面で構成されたF702iDはそれはそれで面白い。
カメラはどの機種も130万画素クラスのCMOS系センサーを採用している。SHが131万画素CMOS、Fは128万画素CMOSで、Nは松下電器が開発した125万画素の「νmaicovicon」だ。ピントはいずれもパンフォーカスでAFはなし。マクロモードは持っている。
カメラの位置はNとSHが液晶ディスプレイ背面のはじっこに、Fはボディの底面に付いている。液晶ディスプレイが回転する機種はなく、基本的には3機種ともケータイスタイルで撮影する。となると、ボディ底面にカメラがあるFのデザインはちょっと使いづらい。指でカメラをふさいでしまうことが多々あるからだ。ただあのデザインで蓋の裏にレンズが付いていると興ざめなので仕方がないか。NとSHはレンズが目立たないようにうまく処理してて、さすがデザイン優先端末である。
では実際に使ってみるとしよう。
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