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ニュース2006年04月25日 17時54分 更新
「WIN端末の価格は上がらない」と小野寺氏インセンティブモデルは崩壊したのか? 端末価格を上げざるを得ないと見るキャリアもある中、KDDIの小野寺社長は「WIN端末の価格は上がらない」と言い切った。4月25日、KDDIは2006年3月期の決算説明会を開催した。会場では小野寺正社長が、今後の端末価格に言及。「WIN端末の購入価格は上がらない」とコメントした。
KDDIの小野寺氏インセンティブモデルの崩壊もささやかれるが……携帯業界では番号ポータビリティ(MNP)を迎えるにあたり、端末価格を今の水準で抑えられるかが話題になっている。市場が飽和しつつある中で、携帯キャリアの流動性も上がるようだと、「新規契約者向けに端末を安く売り、毎月の利用料金で回収する」というモデルが成立しなくなる。 NTTドコモの中村維夫社長は、先日の記者会見で「インセンティブモデルは現状では破綻している」とコメント。急激に端末価格を高くすることは無理でも、徐々に単価を引き上げざるを得ないとの見方を示した(3月31日の記事参照)。 だがこの日の会見で小野寺氏は、auのハイエンドモデルであるWIN端末は価格が上がらないとの見方を示す。「端末価格はむしろ、WINの初期モデルに比べて現在のモデルのほうが価格が下がってきている」。理由は、端末開発のプロセスにあるという。 同社が示した資料によれば、2003年の冬に登場したWIN端末初号機では、端末の「部材費」と「開発費、その他」がほぼ1:1の割合だった。しかしKDDIではその後、KCP(KDDI Common Platform)を活用することでソフトウェアの作りこみをある程度共通化した。これにより、メーカー間でアプリケーションを使いまわすことが可能になり、開発コストの比率は下がったというわけだ。 「新しい機能を次々と入れているため、例えば300万画素のカメラや、ワンセグといった機能を搭載する端末では部材費が上がる。しかし、開発費が下がったため、トータルでの端末調達価格は下がっている」 小野寺氏はまた、ドコモのことは分からないが、と前置きした上で高額になりやすい“ワンセグ対応端末”の販売状況に言及する。「ドコモとauでは、こちらの端末のほうが購入価格は低いと見ている」。ドコモのように、ワンセグ対応のハイエンド端末となるとすぐに価格が上がる状況ではないとアピールした。 「開発コストが下がる……ということは、コミッション(インセンティブの支払い額)が同じなら端末価格は下がるということ」。なお、低価格路線の1X端末よりも、比較的価格が高めのWIN端末のほうが売れ行きがよいため、au全体で平均しての端末価格は変化がないだろう、とも話した。 関連記事
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