ボーダフォンは3G携帯の夏モデルとして東芝製の「705T」を発表した。背面に音楽操作用のボタンを搭載した「803T」(2005年9月の記事参照)の後継機種という位置付けで、バブルガムをイメージしたというラッスルグリーン、スプラッシュピンク、アーバンブラックという3色のボディカラーを用意する。
“開くと3G携帯、閉じると音楽プレーヤー”という803Tのコンセプトを踏襲した3G端末。閉じた状態で一通りの音楽操作を可能にする4つのボタンと、大きなモノクロディスプレイで構成される「Musicコンソール」の搭載が特徴となる。端末側で再生可能な音楽のフォーマットは、着うたフルのほか、音楽CDからPCに取り込んで転送したMP3やAAC。製品には転送用ソフトの「Beat Engine」が同梱され、同ソフト経由で携帯に転送することで、電話番号と紐づけする独自のコピー防止情報を付加する。
アウトカメラは131万画素CMOSで、インカメラは非搭載。メインディスプレイとして26万色相当の2インチQVGA液晶を備え、外部メモリはminiSDカードをサポートする。外部接続はBluetoothのみで赤外線は非搭載。機能面では新たに「Vodafone Address Book」や「Vodafone live!CAST」に対応した。
3色用意されるカラーのうち、スプラッシュピンクは、若い女性を中心に人気のファッションブランド「サマンサタバサ」とのタイアップモデル。壁紙やメニュー画面、着信アニメなどのプリセットコンテンツをサマンサタバサがプロデュースする。
サマンサタバサとボーダフォンは、オリジナルストラップが付属する、限定1000個の特別仕様パッケージを販売する予定。関東甲信地区のボーダフォンショップおよびV-Stageなど約330店舗で取り扱う予定としている。ほかにもSTNY by Samantha Thavasa限定商品キャンペーンを企画中で、705T購入者向けの限定販売商品となるストラップやキーケースを用意。またボディカラーに合わせたバッグや財布、ハートストラップなどの販売も計画している。
機種名 | 705T |
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サイズ(幅×高さ×厚み) | 47×98×23ミリ |
重さ | 121グラム |
連続通話時間 | 約170分(W-CDMA)、約300分(GSM) |
連続待受時間 | 約370時間(W-CDMA)、約250時間(GSM) |
アウトカメラ | 有効約131万画素CMOS |
インカメラ | ‐ |
外部メモリ | miniSD(別売り) |
メインディスプレイ | 2.0インチ(240×320ピクセル)最大26万色アモルファスシリコン液晶 |
サブディスプレイ | 1.3インチ(96×160ピクセル)モノクロ液晶 |
ボディカラー | スプラッシュピンク、ラッスルグリーン、アーバンブラック |
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