“進化”ではない。これは“変貌”──新開発の「Mogic Engine」で強化された“文字入力”を試すN902iS徹底解剖 第4回

» 2006年06月13日 00時00分 公開
[PR,ITmedia]
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 “単なる進化ではなく、これは変貌”──「N902iS」の文字入力機能は、新開発のMogic Engine搭載でこう言っていいくらいの機能強化が図られている。“ユーザー視点の機能強化”をモットーとするNECが大きくメスを入れたところだ。

インテリジェントな予測アルゴリズムで、効率的な文字入力を

 この変貌というゆえんは、新開発された「Mogic Engine」によるものだ。変換、入力をさらに強化し、飛躍的に文字入力がスムーズになった。

 予測変換は、入力した“読み”から単語を予測する「先読み予測」と、選択した単語に続く単語を予測する「つながり予測」を搭載。購入直後の初期状態でも多数の候補が表示される予測辞書が内蔵され、予測変換を利用した少ないキー操作で快適に文字入力を行える。

 また「つながり予測」は選択した単語を識別し、最適な次のワードを予測。数字の次には単位、人名の次には「さん」「様」といった分かりやすい予測はもちろん、複合語を構成する単語の次には複合語を構成する次の単語を、助詞の次には最適な単語を候補として表示するなど、極めてインテリジェントな予測アルゴリズムとなっている。

Photo 初期状態での「先読み予測」(左)。豊富な予測候補が表示され、購入直後から予測変換を有効に利用できる。「つながり予測」(右)。「大田」と入力すると、地名や人名に適した次の単語がピックアップされる。ちなみに「東京」と入力すると次は「都」が先頭となるなど、実在する地名に合わせた単語が候補として表示される
Photo 複合語も解析して次の候補を表示。接続詞や助詞だけを予測するわけではない。数字を入力すると、次の単語として単位が優先的にピックアップされる

 かな漢字入力モードのまま英数字を入力できる「モードレス入力」機能も装備。一般に「カナ英数変換」と呼ばれる機能だ。N902iSではさらに、英数変換で選択した文字も予測候補として学習し、「先読み予測」でも「つながり予測」でも候補として表示される。また2〜4ケタの数字入力時には「5:30」「5/30」といった時刻表記、月日表記の候補も表示されるため、わざわざ記号入力を行う手間が省ける。

Photo 「itmedia」なら、「つやはしさつか」と入力して「英数」ボタンを押せば英字に変換可能(左)。全角/半角、全大文字/小文字、先頭のみ小文字を選択できる。辞書学習にも反映され、次回からは「つ」を入力するだけで「先読み予測」候補に表示(中)。数字変換では時刻/月日も候補として表示される(右)

 携帯電話同士のメールコミュニケーションでよく使われる絵文字入力も、専用ボタンを用意。ワンタッチで一覧を呼び出すこともできる。一覧を全画面表示したり、過去に使った絵文字を先頭候補として表示するなど、絵文字を多用するユーザーにも配慮した作りになっている。

Photo 絵文字や記号はワンボタンで一覧を呼び出せ、先頭には過去に選んだ候補が表示される。連続入力にも対応。全画面に切り替えれば、一覧からすばやく絵文字や記号を探せる(左、中)。代表的な文字は読みでも入力でき、これらは辞書側で学習してくれる。顔文字(アスキーアート)にも読みが付加され、利用頻度の高い顔文字は先読み予測で入力可能だ(右)

“N”おなじみの「T9」も強化

 “N”ユーザーにはおなじみの日本語入力システム「T9」も進化し、高度な「つながり予測」が「T9」でも有効に機能する。先頭の単語だけを「T9」で入力し、あとは予測候補を次々と選択する形で文字を入力可能だ。過去に選んだ単語が、読み予測としても候補表示される点も利便性を高めてくれる。ほかにも英字入力モードでは英単語入力を「T9」で行えるなど、T9に慣れ親しんだユーザー向けの配慮も忘れていない。

Photo 「T9」でも一度選択した単語は「先読み予測」として候補表示される。英字入力では英単語入力用の「T9」が有効になり、例えば「docomo」と入力するには"361666"と6タッチのキー操作ですむ

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提供:日本電気株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年7月23日

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