メールや通話の不在着信を知らせる機能はあるか──「N702iS」702ix新モデルの“ここ”が知りたい「N702iS」編(2)

» 2006年07月31日 22時14分 公開
[後藤祥子,ITmedia]
Photo nendoのデザイナー、佐藤オオキ氏がデザインしたグラスケータイ「N702iS」。驚くほど手になじむ形に仕上がっている

質問:メールや通話の不在着信を知らせる機能はあるか

 不在時の通話やメール着信を、LEDが光って知らせてくれる「不在着信機能」。この機能が「N702iS」に搭載されているかを知りたいという声が多数寄せられた。

 N702iSには、強力な不在着信通知機能が備わっている。ポイントはスピーカー穴の下にある3つのLEDだ。メールか通話のいずれかの不在着信がある場合は、一番上のLEDが定期的に1回点滅し、両方の不在着信がある場合は定期的に2回点滅して知らせる。それと同時に、メールの不在着信がある場合は真ん中のLEDにメールアイコンが、通話の不在着信がある場合は下のLEDに電話アイコンが表示される。

 端末がカバンの中などに入っていても、アイコンと点滅の回数で、不在着信をしっかり把握できる。

Photo メールの不在着信を示す画面。通話の不在着信時には、下のLEDに電話マークが表示される。一番上のLEDは、色を12色とグラデーションから選べる

質問:アクアイルミネーションを動画で見たい

 端末の開閉時や通話中などに、泡が立ち上るようにLEDが光る「アクアイルミネーション」。どんなふうに光るのか動画で見たいというリクエストが寄せられた。

アクアイルミネーション(クリックで動画へ)


 このアクアイルミネーションは、スケジュールやタイマー、アラームなどの鳴動時や、充電完了を通知する際にも光るように設定できる。

質問:液体が揺らぐ待受画面を動画で見たい

 グラスをイメージしたというN702iSは、端末の傾きに合わせてドリンクが揺れるように見える待受画面を採用している。端末に内蔵した加速度センサーとFlashの連動で実現したというこの待受画面を、動画で見たいという要望が寄せられた。リアルな液体の揺らぎは一見の価値ありだ。

端末の傾きに合わせて液体が揺らぐ様子(クリックで動画へ)

質問:PCと接続するためのケーブルは付属するのか

 N702iSは、miniSDカードなどの外部メモリスロットを搭載しておらず、電話帳お預かりサービスにも対応していない。そのためデータのバックアップは、PCと端末を「FOMA USB接続ケーブル」で接続して行うことになる。

 外部メモリスロットを備えていない「F702iD」(記事一覧参照)は、PCと接続するためのUSBケーブルが同梱されていたが、N702iSにも同梱されるのだろうか。ドコモに確認したところ、「同梱する予定はない」という回答を得た。なお、充電台にもUSB機能は搭載されていない。

質問:ニューロポインタなしのデスクトップの使い方は

 N702iSは、“N”ケータイでおなじみのニューロポインタを搭載していない。待受画面からよく使う機能にすばやくアクセスする「デスクトップ」などの使い勝手に影響はないのだろうか。

 試してみたところ、決定キーを1回押すと、待受画面上の各種アイコンに十字キー操作でアクセスできる仕組みになっており、使いにくいと感じることはなかった。

質問:暗い場所でダイヤルキーは見やすいか

 N702iSのダイヤルキー部分には、「N702iD」と同様、無機ELを採用しており、低消費電力でありながら高い視認性を確保している。

Photo 暗い場所でも無機ELが青く光り、ダイヤルキー面の文字もしっかり見える

質問:メールの音声読み上げ機能はあるのか

 “N”のムーバやハイエンドFOMAに搭載されている「メール読み上げ機能」。「N702iSにも、この機能が搭載されているのか」という質問が寄せられた。本体をチェックしたところ、この機能は備えていなかった。

質問:感情お知らせメールはあるのか

 メール着信時に文面を解析して、内容に合ったアイコンを表示する「感情お知らせメール」。この機能はN702iSにも搭載されているのだろうか。

 試してみると、メールの着信時には感情お知らせメールのアイコンが表示された。ハイエンドモデルの「N902iS」ではアイコンが動く3Dになっていたが、N702iSのアイコンは2Dで表示される。

※今回の検証は、発表会で展示されたデモ機で行っており、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。

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