ボーダフォンは8月7日、国際ローミング対応エリアの拡大を発表した。新たに対応エリアになったのは、中米地域のバハマ、ハイチ、ニカラグアと、西アフリカ地域のコートジボワールの4つの国で、通話が可能な国と地域は164、SMSが利用できる国と地域は162に増えた。
提携する通信事業者数は現在通話が233、SMSが231。海外では、日本のようにすべての事業者が国内全域をカバーしている訳ではない場合もあるため、1カ国で複数の事業社と提携し、通話可能な領域を広くして利便性の向上に務めている。
また、新たに3カ国の5事業者と協力し、インターネット接続サービスやパケット通信サービスの提供を、チリ、バングラデッシュ、カタールで開始した。
国際ローミング対応機種は、現在13機種がラインアップされている。「904SH」「904T」「804SS」「705SH SLIMIA」「705T」などの多くの3G端末が対応しているが、「905SH」「802N」「703N」など一部の3G端末は日本国内専用モデルとなっている。
提供サービス | 追加される国と地域 |
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通話およびSMS | バハマ、ハイチ、ニカラグア、コートジボワール |
「ボーダフォンライブ!」およびモバイルデータ通信(パケット通信) | チリ、バングラデッシュ、カタール |
提供サービス | 国・地域(今回の増加数) | 事業者数(今回の増加数) |
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通話 | 164(+4) | 233(+4) |
SMS | 162(+4) | 231(+4) |
ボーダフォンライブ! | 87(+3) | 116(+5) |
データ通信(パケット) | 87(+3) | 116(+5) |
テレビ電話 | 15(+0) | 16(+0) |
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