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インタビュー2006年08月13日 17時50分 更新
「ガンダムっぽくいけ!」──「N902iX HIGH-SPEED」デザインの裏側 (2/2)端末の個性はドライブモードボタンで分かるN902iX HIGH-SPEEDのこだわりは、特徴的な造形だけではない。例えば、ダイヤルキーの数字や文字のタイプフェースの違いにも注目したい。どことなく古代文字を想像させるフォントは本機用にデザインされ、外見同様に力を注いだという。「数字は比較的デザインを変えやすいのですが、ひらがなや漢字のフォントをカッコよく、そして見やすく作るのは難しいですね」(高津氏)
ダイヤルキーにはオリジナルフォントを採用文字だけなく、さまざまな記号も端末のイメージに合うようにデザインした。「例えば発話/終話ボタン上にある電話のマークですが、多くの端末は昔ながらの黒電話のデザインだったりするんですね。先進性のある外観なのに、こうところが従来の端末と同じでは面白くありません。近未来に使われているような電話のマークにデザインしてもらいました」(高津氏) また、ドライブモードボタンに描かれる車のデザインにも気を配ったという。高津氏は、端末の個性はドライブモードボタンに現れると話す。「ユーザー層を広く想定した端末では4ドアのセダンですが、MUSIC PORTER XだとRV車になっています。デザインがアウトドア指向ですし、モバHO!に対応するなど、よりアクティブな使い方をコンセプトにしていますから。N902iX HIGH-SPEEDの場合も、端末の性格に合わせて車をデザインしてもらいました。もちろん、未来志向のデザインになっています」 「職業柄、さまざまな携帯電話を使っていますが、自然と使う端末と使わない端末が出てきてしまう。“その差は何?”と聞かれても、自分でも分からないくらい微妙な差なんですよ。でも、フォントや電源のオン/オフ画面などの細かい部分までコンセプトが徹底されていると、よい印象を持ちますね。N902iX HIGH-SPEEDも外見だけでなく、細かいデザインまでイメージを統一しています」(中村氏) 全体のコンセプトは「モバイルスターシップ」N902iX HIGH-SPEEDのディティール向上には、映画やアニメ、ゲームに出てくるメカニックのそれを基に行われた。ロゴや型番、カメラのスペックも、SF作品に登場するメカのようにマーキングされている。端末の機能や性能について、このように顕示することは珍しいという。「最近の端末はフラットでスマートなデザインが多いですから、型番やスペックも控えめに入れています。ですが、N902iX HIGH-SPEEDではあえて目立つように表記しました」(高津氏) ![]()
メンテナンスハッチをイメージしたFeliCaチップ(左)。電池カバーにも、開閉方向のマーキングを入れている機能を強調した個々のデザインを積み上げ、1つの端末としてまとめるために掲げたのが「モバイルスターシップ」というデザインコンセプトだ。さまざまな能力や思いを内包して、未来へ突き進むわけである。 中村氏は「我々は企画端末の開発を行うチームで、これまで「MUSIC PORTER X」や「SO902iWP+」などを担当してきました。ユーザー層を絞って、より“とんがった”端末を作ってきたんです。N902iX HIGH-SPEEDは新規格端末ということもあって会社全体の後押しがあったおかげで、デザインについても、いつも以上に先鋭的な取り組みができたと思います。これまでになくSF的で、かなり思い切ったデザインですが、社内的にもかなり好評で“やりすぎ”という人もいません。うまくまとめてくれたと思います」と振り返る。 「この端末が持つべき、新しさや速さ、特徴的な音楽機能など表現するべき要素はすべて盛り込みました。この端末デザインについてはやりきったという感想です。機能を持ち歩く喜びを実感してもらえると思います。360度スキはない、といいたいですね」(高津氏) 関連記事
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