有機ELを採用したサブディスプレイの視認性は──「W43CA」秋冬モデルの“ここ”が知りたい「W43CA」編(1)

» 2006年09月12日 11時05分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

質問:ボディの質感はどうか。指紋が目立たないか

 今回チェックしたホワイトマグは、その名の通り白い陶器のような質感を持つ。かなりつやがある仕上げになっているが、白いせいか触っても指紋はさほど目立たなかった。その他、「ソリッドレッド」と「グロスネイビー」は、今回は確認できなかった。

 なお、レッドポストは“焼き付け塗装されたポストのようなソリッドレッド”、ネイビーインクは“瓶の中のインクのような、深みとクリア感のあるグロスネイビー”がモチーフになっている。

photophoto W43CAのホワイトマグ。つやありだが、あまり指紋は目立たない

質問:サイドキーの数やストラップホールの位置を知りたい

 右側面にはマナーボタンやシャッターボタンなど3つのサイドキーと、平型イヤフォンジャックがあり、左側面にはmicroSDカードスロットと電源コネクタがある。

 ストラップホールは、ダイヤルキー側ボディ底面の、通話マイクの裏側にある。また、赤外線通信ポートは液晶側ボディの上側、カメラユニットの先端に装備している。

photophoto W43CAの右側面(左)。ストラップホールはダイヤルキー側ボディの底面にある(右)

質問:ダイヤルキーのバックライトはどのように光るのか

 バックライトのカラーと、ダイヤルキーの書体はカラーバリエーションによって異なるものが採用されている。ホワイトマグとネイビーインクでは、文字と数字の部分が淡いオレンジに光る。明るいところでは単に塗装されているように見えるほど、かなり自然な光り方だ。レッドポストは、ボディカラーに合わせ赤く点灯する。

photophoto ホワイトマグのダイヤルキーは淡いオレンジに光る(左)。キーは立体感のあるデザインの「タイプキー」

 なおダイヤルキーは、タイプライターのキーをイメージした「タイプキー」と呼ばれるもので、パソコンのキーのように立体感があるデザイン。タイルキーのような平らなものよりも、立体的で位置を確認しやすいため押しやすかった。

質問:サブディスプレイの有機ELは、消灯時の視認性はどうか

 W43CAは、液晶背面に0.9インチ(96×64ピクセル)の有機ELディスプレイを採用しており、時計や着信などに加え、新サービスの「EZニュースフラッシュ」のテロップ表示に対応する。

 反射型、あるいは半透過型の液晶なら、バックライト消灯時でも時刻などを確認できるが、有機ELではできない。点灯していないと画面上の情報を見ることは不可能だ。ただ、点灯時の輝度はかなり高く、文字情報についてはモノクロ液晶よりも見やすくなっている。

photophoto W43CAのサブディスプレイは有機ELで、消灯時(左)は何も表示しない。右は点灯時

※今回の検証は、発表会で展示されたデモ機で行っており、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。

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