POBox Proの操作感は?──「W43S」秋冬モデルの“ここ”が知りたい「W43S」編(1)

» 2006年09月14日 21時07分 公開
[青山祐介,ITmedia]

質問:POBox Proの使い勝手は?

 「POBox Pro」の大きな特徴の1つが「タブ」の切り替えによる文字種の切り替えだ。漢字入力から英数入力やカナ入力に切り替える場合、特定のキーを繰り返し押すか、いったん専用の選択する画面を表示して文字種を選ぶという操作を行うことが多い。

 タブ機能を使うと、タブを切り替えた瞬間に候補一覧が表示され、その中から選ぶことができる。予測変換でも異なった文字種を選ぶことはできるが、タブで絞り込めるためよりスピーディな操作が可能だと感じられた。ただし、文字変換で最初に表示するのは予測変換タブのため、タブを切り替えなければ従来のPOBoxと使い勝手は変わらない。

photophotophoto 文字種タブは[アドレス帳][アプリ]キーで切り替える。入力直後に選択されているタブは、左から2番目の「予測」タブ。英数カナへは1回だけ右方向に操作するため、従来と操作回数は変わっていない

photophoto 顔文字や絵文字のタブも用意。なお、顔文字はジャンル分けされており、履歴、使用頻度などからも選ぶことができる

 W43Sでは、キーの長押しで候補が変わる機能も搭載。例えば、「か」のキーを長押しすると「か」→「き」→「く」→「け」→「こ」と候補が変わっていく。さらに、NTTドコモの三菱電機製端末などと同様に、1文字目の入力後、少し待つとカーソルが右に移る機能を採用した。同じ行を入力するときに、カーソル移動の手間が省ける。

 上記のオン/オフや、カーソルの移動速度や長押し機能が起動するまでの時間などは細かく調整できるようになっている。

photo 1文字入力してしばらく待つと、カーソルが自動的に右に移動して入力待ちの状態となる
photophoto 「ユーザー補助」メニューの中にある「入力詳細設定」画面で、カーソル移動やキーの長押しに関する設定を行う

質問:ポケベル入力ができるか?

 根強い支持があるポケベル入力(2タッチ入力)ではあるが、残念ながらW43Sには搭載されない。

質問:「参照返信」機能で受信メールはスクロールできるか?

 432×240ピクセル表示対応の2.7インチワイド(16:9)液晶を生かしたメール機能が「参照返信」機能だ。画面の上3分の1に受信したメールを表示させ、下3分の2で返信メールを作成できる。受信メールと作成中の返信メールは、サイドキーで切り替えられ、スクロールや文字サイズの変更にも対応している。

photophoto 参照するメールは各メールのサブメニューから選択する。作成画面では、上3分の1に受信したメールを表示できる。サイドキーでスクロールできる。

質問:送信メールをメモリースティックDuoに保存できるか?

 送信メールのサブメニューの中に、「M.S.へコピー」というメニューがあり、メモリースティックDuoやデータフォルダにコピーすることができる。

photophoto 「M.S.へコピー」「データフォルダへコピー」というメニューがある

※今回の検証は、発表会で展示されたデモ機で行っており、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。

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