セキュリティソフト大手2社、「X01HT」向けセキュリティソフトを投入

» 2006年10月11日 14時55分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 セキュリティソフト大手のシマンテック、およびトレンドマイクロは10月11日、10月14日に発売されるソフトバンクモバイルのHTC製スマートフォン「X01HT」を対象とするWindows Mobile搭載スマートフォン向けセキュリティソフトをそれぞれ提供すると発表した。

 シマンテックによるスマートフォン向けセキュリティソフトは、同社のウイルス対策エンジンをベースにWindows Mobile向けに開発したソフトウェア。利用料金は月額315円(税込み、以下同)

 Webからのダウンロード、メール、無線LAN接続などを通して進入する悪質なウイルスをブロックする機能、最新のウイルス情報・パターンファイルを入手し、リアルタイム作動によりウイルスの駆除/修復/感染ファイルを削除する機能などを備える。

photo Trend Micro ウイルスバスター モバイルセキュリティ

 トレンドマイクロも「Trend Micro ウイルスバスター モバイルセキュリティ」を14日より提供。利用料金は月額315円。

 ウイルスバスター モバイルセキュリティは、同社が国内向けのモバイルセキュリティソリューションの第1弾として投入するセキュリティソフト。リアルタイム検索/手動検索のほかSDカードなど外部ストレージの検索が行える「ウイルス検索」、手動/スケジュール設定でパターンファイルを更新できる「パターンファイルアップデート」、検索結果やパターンファイルのアップデート結果を参照できる「ログ参照」などの機能を搭載する。

 ソフト入手はそれぞれ、対象端末のInternet Explorer Mobile「お気に入り」に標準で登録されている「My SoftBank for X series」にアクセス。「ケータイセキュリティ総合Topページ」よりダウンロードすることにより行う。また、両ソフトとも2007年3月31日まで無償で製品が利用できるキャンペーンを実施する。

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