サイクロイド機構を採用した3インチ液晶の“AQUOSケータイ”──「SH903iTV」

» 2006年10月12日 14時06分 公開
[ITmedia]

 ドコモのワンセグ端末ラインアップにも、ついに“AQUOSケータイ”が登場する。しかもボディ形状は独自のディスプレイ回転機構を備えたサイクロイド型だ。

 →写真で解説する“AQUOSケータイ”「SH903iTV」

PhotoPhoto SH903iTVは“AQUOSケータイ”を名乗る。カラーはWhite、Brown、Blackの3色

 最大の特徴はなんと言ってもその独自のボディスタイルだ。ソフトバンク(旧ボーダフォン)向けのワンセグ端末「905SH」と同じサイクロイド機構を採用しており、端末を開いた状態で画面だけを縦位置と横位置に瞬時に切り替えられる。

大型の3インチワイドQVGA液晶を搭載

 メインディスプレイは3インチのワイドQVGAパネルで、解像度は240×400ピクセル。「SH903i」に搭載された6色のカラーフィルタや、色の鮮やかさを上げ、輪郭をはっきりさせるSV(Super Vivid)エンジンも装備している。ワンセグはディスプレイを回転させるだけですぐに起動でき、視聴画面は全画面表示のほか「マルチウィンドウ」での表示にも対応しており、別なことをしながらテレビを見ることも可能だ。テレビを見ている途中で受信したメールに返信したり、スケジュールを確認したりといった、905SHで実現されていた“ながら機能”もしっかりサポートしている。

 番組表アプリを利用した視聴予約や録画予約に対応しており、外部メモリへの録画もできる。外部メモリはmicroSDカードが利用可能だ。録画したデータの早見、早聞き機能も用意する。音楽機能はWindows Media Audioには対応していないものの、SDオーディオと着うた、着うたフルの再生ができる。また本体はFMトランスミッタを内蔵しており、コンポやカーオーディオのラジオ機能を利用して、テレビの音声や音楽を再生することが可能だ。

 カメラは2メガピクセルのCMOSで、動画の手ブレ補正機能を備える。ボディカラーはBrown、Black、Whiteの3色を用意した。

機種名 SH903iTV
サイズ(幅×高さ×厚み) 50×111×24ミリ
重さ 140グラム以下
連続通話時間 未定(テレビ電話:約90分)
連続待受時間 約500時間(静止時)、約400時間(移動時)
アウトカメラ 200万画素CMOS
インカメラ 11万画素CMOS
外部メモリ microSD(別売)
メインディスプレイ 3インチ約26万2114色モバイルASV液晶(240×400ピクセル)
サブディスプレイ 0.8インチ1色有機EL(96×39ピクセル)
ボディカラー Brown、Black、White

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