「W42SA」に着うたフル・Eメール関連の不具合――ソフト更新を実施

» 2006年10月31日 14時00分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo 「W42SA」

 KDDIは10月31日、手書きセンサー入力に対応する三洋電機製のWIN端末「W42SA」に複数の不具合があることを発表した。改善済みソフトウェアの更新で対応する。

 不具合の内容は、着うたフルを正しくダウンロードできなかった場合に、

  • 再生できない不正な着うたフルがデータフォルダに残ったままとなる。
  • この不正データを削除すると、au Music Playerが起動できず、その他の着うたフルも再生できなくなる。

 というもの。正常にダウンロードが完了している場合や、電源キーを押してダウンロードをキャンセルした場合には発生しない。また、不具合が発生しても正常にダウンロードしたほかの着うたフルのデータが消えることはないという。

 もう1つは、Eメール操作時に起こり得るもので、

  • なかよしボックス(特定の相手との送受信メールを保存)で表示設定を「5行表示」にし、特定のメールを閲覧するとキー操作ができなくなる。
  • 「アドレス帳グループ呼出」で、6件以上登録されているグループをEメールの宛先に選択し送信した場合、画面が暗くなる。

 という不具合。表示設定を1行または、4行表示(大/小)に変更した場合や、宛先をアドレス帳グループ呼出以外から選択すれば、事象は発生しない。なお、Eメールの送受信データが消失することはないという。

 この不具合を改善するソフトウェアは、本日から提供を開始している。更新方法はケータイアップデートから可能で、情報料・通信料は無料。所要時間はおおよそ3分程度となっている。

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