美しく輝くスイベルスタイル(回転2軸)ボディのディテールをチェック美しいスタイルと2.8インチワイド大画面──「SH903i」Debut! 第1回

10月12日の903iシリーズの発表から2週間と経たないうちに、シリーズの先陣を切って「SH903i」が発売された。まずはその美しく輝くボディのディテールに迫ってみよう。

» 2006年11月02日 09時30分 公開
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 NTTドコモが、番号ポータビリティに合わせ満を持して投入する「903i」シリーズの第1弾として、いち早く発売されたのがシャープの「SH903i」だ。前モデル「SH902iS」に引き続き、シリーズで最初に店頭に並ぶ端末となった。

 SH903iは、シャープの90xiシリーズに共通の、美しさと高級感を兼ね備えたボディを継承しているのが特徴だ。SH902iSのアルミパネルを採用したデザインから少しイメージを変え、ダブルインモールド工法を用いて樹脂製の外装に金属感を持たせている。ボディ形状がスイベルスタイル(回転2軸)となったこともあり、端末のイメージは高級車のボディのような雰囲気をまとった2世代前の「SH902i」に近い。

 また、一見すると金属のようにも思える背面部分には3つのLEDが隠されており、電話やメールの着信時などにさまざまな色が点滅する。思わぬ位置でLEDが光るため、意外性も楽しめる。今回はこの美しく輝くボディのディテールに迫ってみたい。

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“ジュエルカットデザイン”を採用したボディ

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 SH903iでは、シャープ製端末に共通の高級感を“ジュエルカットデザイン”で表現しているのが特徴だ。サファイアやルビーなどに採用されているカットをイメージしたというジュエルカットデザインは、エッジ部分を多角形に仕上げており、角度によってさまざまな部分が光を反射する。その名の通り宝石のようなデザインとなっている。


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 このボディは外観を美しく見せるだけでなく、周辺部を斜めにカットすることで実際よりも薄さを強調する効果がある。また、閉じた状態でも側面から指を差し込みやすく、片手でも簡単にディスプレイを開けるのもポイントだ。厚さはSH902iSの23ミリから20ミリに薄くなっており、スーツのポケットなどにも入れやすい。


メタル調の縁取りと浮かび上がるLED

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 ディスプレイの周囲には、不連続蒸着を施したパーツを配して金属調の輝きを持たせている。ジュエルカットデザインと相まって、端末の周辺部はきれいに光を反射し、アクセサリーのような仕上がりだ。背面全体がアルミパネルだったSH902iSとはまた違った趣で、金属製ではないものの高級感があり、机の上などに置いた状態も美しい。


 この不連続蒸着部分には2つのLEDが隠されており、背面に位置するLEDとともに電話やプッシュトーク、メールの着信時、メール送受信中、GPS利用時、アラーム/タイマー動作時などに発光する。色はレインボー/オーロラ/サンセット/リーフ/アクア/サンシャイン/プラズマ/スカイから選べ、発光パターンも8種類から選択可能だ。


明るく鮮やかになった2.8インチワイド液晶

Photo (C)NAVITIME JAPAN
地図:昭文社/住友電工

 メインディスプレイは、ドコモ向けのシャープ端末としては初めてWQVGA(240×400ピクセル)のモバイルASV液晶を搭載。一般的なQVGA液晶より240×80ピクセル分広いため、メールの読み書き、iモードやGPS対応ナビアプリ「NAVITIME for SH」での地図表示、Webブラウズ、ドキュメントビューアでのPC用データ閲覧など、さまざまなシーンで恩恵にあずかれる。


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 SH902iSのモバイルASV液晶と比べると、輝度は約1.5倍の270カンデラにアップ。画像の輪郭強調と彩度アップを行う高画質化機能「SV(Super Vivid)エンジン」を搭載し色鮮やかさも向上した。新搭載の6色カラーフィルタにより、反射時(屋外で利用した場合)のNTSC比もアップし、太陽光の下でもより鮮やかな色再現が可能になった。


明るさセンサーとプライベートフィルタによる快適な使用環境

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 ディスプレイは発色や色再現性が向上しただけでなく、従来通りの良好な使い勝手も継承している。明るさセンサーを引き続き搭載しており、周囲の明るさに合わせて自動的に液晶バックライトの輝度を調整するほか、ダイヤルキーのバックライトのオン/オフを切り替える機能も持っており、利用状況に合わせた節電が可能だ。


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 シャープ端末ではおなじみの、周囲からののぞき込みを防止する機能ももちろん用意する。電車の中など、周囲の目が気になる環境では、右側面の上寄りに配置されたボタンを押すことで、プライベートフィルタをオンにできる(写真右)。濃さは3段階から選べ、画面全体のコントラストを下げるため、左右からはもちろん、真後ろや上下からも見えにくくできる。


ワイド撮影にも対応した3.2メガピクセルカメラ

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 カメラ機能は3.2メガピクセルのオートフォーカス(AF)機能付きCCDカメラを搭載する。ディスプレイがワイド化したのに合わせ、1920×1080ピクセルの「フルHD」解像度での写真撮影に対応したほか、静止画撮影時の手ブレ補正もサポートされた。手ブレ補正はVGA/UXGA/フルHD/3M設定時にシーン別撮影を「オート」に設定しておけば利用できる。


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 ピクチャーライト(撮影補助用LED)の設定は、以前は一度カメラを終了すると常に「AUTO」に戻る仕様だったが、SH903iではオンかオフが明示的に設定可能でAUTOの設定はなくなった。また、新たにディスプレイを外向きに回転させて閉じると、自動的にカメラ機能が立ち上がるようになったため、素早く撮影に入れるのもポイントだ。


1つ1つが大きくなったダイヤルキー

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 ダイヤルキーはフレームレスタイプを採用した。上下左右に各キーを隔てるフレームがないため、キーの1つ1つが従来のモデルより大きくなっている。フレームがないとはいっても、ダイヤルキー自体は中央が軽く盛り上がっており([5]キーのみへこんでいる)、それぞれのキーは指だけで識別しやすい。入力時に押し間違える心配もない。


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 左側面にはプッシュトークボタンが、右側面にはプライベートフィルタボタンと節電モード(ECO)ボタン、シャッターボタンがある。シャッターボタン以外は、手に持ったときに押しやすいヒンジ寄りに配置されており、ダイヤルキーと同様に操作しやすい。シャッターボタンはオーディオプレーヤーの起動や音楽の再生/停止などにも利用する。


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提供:シャープ 株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年11月30日