電子情報技術産業協会(JEITA)は、2006年9月の移動電話国内出荷台数実績を発表した。携帯電話とPHSを合わせた移動電話の出荷台数は、前年同月比81%の333万3000台だった。
携帯電話の出荷台数は前年同月比81.3%の318万7000台で、3カ月連続の前年比マイナス。このうち3G端末は前年同月比104.3%の297万6000台、2G端末は前年同月比19.7%の21万台を出荷した。3G端末の比率は93.4%と、4カ月連続で90%を超えている。
PHSは、前年同月比74.9%の14万6000台を出荷。2005年2月以降、前年同月比100%以上のプラス成長を続けていたが、20カ月ぶりのマイナスとなった。
なお、2006年度上期(4-9月度)累計では、出荷台数が2256万4000台、前年同期比が103.1%を記録。JEITAでは「ワンセグなどの高機能機種やデザイン性の高い機器など、機種が豊富にそろったことや、割引サービスの浸透が買い替え需要を促進した」と見ている。
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