“一歩先行く”使いこなしTips 15──「D903i」カスタマイズで、あなたの“D”がもっと便利に

ちょっと設定を変えるだけで、ぐっと便利さが増す「D903i」。基本機能とAV機能を中心に、知っておくと便利な15のTipsをご紹介しよう。

» 2006年11月24日 00時00分 公開
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 グルグル回る十字キーと2.8インチの大画面はそのままに、新たに着うたフルとWindows Media Audio(WMA)の再生に対応した「D903i」。初期の設定のままでも便利に使えるが、ちょっと設定をカスタマイズすれば、さらに便利に使えるようになる。

 ここでは、D903iをさらに便利に使いこなすためのTipsをご紹介しよう。

基本機能Tips1:便利になったメモ帳で、D903iをPDAライクに

 D903iでは「メモ帳」に期限を設定できるようになり、ToDoとしても使えるようになった。一覧表示ではメモの件名の前にToDoアイコンが表示され、左下ソフトキー(スピードメニューキー)を押せば期限の日にちも確認できる。「ソート」機能を使えば、作成日時順、更新日時順、期限順による並べ替えも可能だ。

Photo メモ帳には期限を追加できるようになった。期限は「あり/なし」から選択でき、従来通りの普通のメモとしても利用できる(左)。メモの一覧は左下ソフトキー(スピードメニューキー)で期限付きの一覧表示に切り替えられる
Photo メモは期限順のほかにも作成日時順や更新日時順の表示が可能。「期限」で「昇順」に設定すると、期限が近いメモから順に表示できる

 作成したメモは、その内容や日程を簡単操作でスケジュールに組み込むことが可能。メモに期限を設定しておけば、「Menu」→「スケジュール作成」という操作でスケジュールに書き込める。

 なおD903iでは、待受画面上に着信通知やスケジュールを表示する「待受カスタマイズ」機能が強化され、メモ一覧も表示できるようになった。メモをToDoとして使い、それを待受画面上に表示させるというPDAライクな使い方ができるわけだ。

Photo 簡単操作でメモの内容をスケジュールに取り込める。期限を設定すれば、そのままスケジュールの日時に反映される
Photo 完了状態別でも一覧を絞り込める。期限を設定していないメモは「すべて表示」の場合のみ表示される。設定したメモの表示は、待受画面の一覧表示にも反映される

基本機能Tips2:2.8インチの大画面で、予定や着信を管理

 2.8インチの大画面に、カレンダーやスケジュール、メールや着信情報などを表示する「待受カスタマイズ機能」も健在だ。設定は「Menu」→「設定/NWサービス」→「ディスプレイ」→「待受画面設定」→「カレンダー/待受カスタマイズ」から行う。

 画面のレイアウトは7パターンが用意され、十字キーの左右で切り替えながら好みのレイアウトを選ぶ。設定できる項目には、「表示なし」「新着情報(未読メール一覧、メッセージR、メッセージF、不在着信一覧、伝言メモ一覧)」「スケジュール」「カレンダー」「メモ一覧」「メモ内容」「キーガイダンス」がある。

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 待受画面に表示したそれぞれの情報は、終話キーで表示/非表示を切り替えられる。スケジュールやメモ内容など、他人に見られたくない情報が多い場合は、必要な時だけ表示するといい。

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基本機能Tips3:登録時のひと工夫でアドレス帳をもっと便利に

D903iは1件の相手先に電話番号とメールアドレスをそれぞれ最大5件登録できる。電話をかけたりメールを作成する場合などは、登録した順番で電話番号やメールアドレスの一覧が表示されるので、利用頻度の高い番号やアドレスは先頭に登録したほうが便利だ。

 しかし一度登録したあとに、利用頻度に応じてアドレスなどを入れ替えるのは面倒だ。そんな時、D903iなら編集機能の「入替え」を使えば、電話番号やメールアドレスの順番を簡単に変更できる。メモリ番号も「入替え」できるので、1〜2桁の数字+「発話」キー、1〜2桁の数字+「メール」キー使ったショートカット発信/メール作成をする場合の相手も簡単に設定できる。

Photo アドレス帳には1件につき最大5件までの電話番号やメールアドレスを登録できるが、利用頻度の高い電話番号やメールアドレスを先頭に登録しておかないと操作手順が増えてしまう(左、中)。D903iでは任意の電話番号やメールアドレスを簡単操作で先頭に入れ替えられる(右)

基本機能Tips4:メールのプライバシーを守る──「オンリービュー」

 メール作成時や閲覧時は、他人にのぞき見されていないかが気になるものだ。D903iのように液晶画面の大きい携帯では、なおのことそう思うだろう。

 D903iは、前モデルのD902iSに引き続き、のぞき見防止機能の「オンリービュー」を採用した。メール作成時や閲覧時に、端末側面の[カメラ]キーを長押しすることでオン/オフを切り替えられる。オンにすると、文字色が背景色になじんで左右上下から見えにくくなり、プライバシーをしっかりと守ってくれる。

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基本機能Tips5:スライドオープンで通話を開始、メールを返信

 D903iには、スライドの開閉と連動する機能がいくつかある。プロテクトキーロックのオン/オフはそのうちの1つだ。購入直後の設定では、プロテクトキーロックをオンにした状態でスライドをオープンすれば、ロックを自動で解除する。

 スライドをオープンしてもロックがかかったままにしたい場合は、「Menu」→「設定/NWサービス」→「セキュリティ/ロック」→「ロック」→「プロテクトキーロック」→「プロテクトキー動作設定」で、「スライドオープン時もロック」を選べばいい。

 通話の開始と終了も、スライドの開閉に連動する。着信時にスライドを開けばすぐ通話を開始でき、閉じれば終話になるというものだ。使い勝手の良い機能だが、購入直後の設定ではオフになっている。

 スライドオープンと通話開始を連動させるなら、「Menu」→「設定/NWサービス」→「発着信・通話機能」→「発着信詳細設定」→「着信中オープン応答」をオンに設定する。スライドクローズと終話を連動させるなら、「Menu」→「設定/NWサービス」→「発着信・通話機能」→「通話詳細設定」→「通話中クローズ設定」で切断を選べばいい。なお、通話中クローズ設定は切断以外に、通話継続(購入直後の設定)、通話保留という設定もある。

 スケジュールやメモ帳の編集、メールの返信もスライドの開閉に連動する機能だ。例えばスライドを閉じた状態でメールを閲覧していた場合、スライドを開けば相手の宛先が入った返信画面が表示される。本文を直接入力する以外に、「OKです。」「後ほど連絡します。」といった簡単な定型文を選べるのも便利だ。

 購入直後の設定はオンになっているので、連動させたくなければ、「Menu」→「設定/NWサービス」→「時計/文字入力/その他」→「スライド編集設定」で、それぞれの項目をオフにしよう。

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基本機能Tips6:待受画面のランダムイメージ設定で撮った写真を有効活用

 スライドするたび、スピードセレクターの回転に合わせて、日替わりで──。待受画面をランダムに表示する「ランダムイメージ設定」は、ダウンロードした待受画像や撮った写真を有効に使える機能だ。

 「Menu」→「設定/NWサービス」→「ディスプレイ」→「待受画面設定」→「待受画面選択」→「ランダムイメージ設定」から、ランダム表示させたいフォルダを指定する。後は15秒、1分、15分、1時間、日替り、スライドオープン、スピードセレクターの中から、好きな切替設定を選べばいい。

 アルバム(フォルダ)を任意に作りたい場合は、「Menu」→「データBOX」→「マイピクチャ」にアクセスし、「左上ソフトキー(Menuキー)」から「アルバム追加」を選択する。

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基本機能Tips7:ワンタッチ、ツータッチでiアプリやiモードサイトにアクセス

 iアプリやiモードサイトにツータッチでアクセスできる便利な機能もある。設定しておけば、「ダイヤルキー」+「下十字キーの長押し」で任意のiアプリが、「ダイヤルキー」+「下十字キーの短押し」で任意のiモードサイトが起動する。

 アプリのツータッチ起動は、「Menu」→「iアプリ」→「ソフト一覧」→「マイフォルダ」で、ツータッチ起動させたいアプリにカーソルを合わせて「左上ソフトキー(Menuキー)」→「ショートカット」→「ツータッチiアプリ登録」を選択する。[0]から[9]のダイヤルキーが表示されるので、好きなキーを割り当てよう。

 アプリにはワンタッチ起動もある。登録までの流れはツータッチ起動とほぼ同じだが、「ショートカット」→「ワンタッチiアプリ登録」に設定する点が異なる。決定ボタンの長押しでアプリが起動するので、お気に入りのアプリを登録しておくと便利だ。

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 iモードサイトのツータッチ起動を設定するには、起動させたいサイトをブックマークに登録しておく必要がある。登録がすんだら「下十字キー」→「Bookmark」→「フォルダ」から、ツータッチ起動に設定したいブックマークにカーソルを合わせて「左上ソフトキー(Menuキー)」→「ツータッチサイト登録」を選べばいい。iアプリのツータッチ起動設定と同様に、[0]から[9]のダイヤルキーが割り当て先として表示される。

基本機能Tips8:PDFに加え、WordやExcel、PowerPointもグルグルで拡大/縮小

 前モデルのD902iSでPDFファイルの閲覧に対応したドキュメントビューアは、D903iでWordやExcel、PowerPointファイルの閲覧にも対応した。これらのファイルは、1データにつき最大500Kバイトまで保存でき、ビジネスシーンでの利便性の向上に一役買っている。

 各ファイルの閲覧時には、スピードセレクターをグルグル回せば拡大/縮小する。

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基本機能Tips9:留守番電話サービスの代わりに「伝言メモ」

 留守番電話サービスに加入していなくても、端末内に伝言を録音できるのが「伝言メモ」。移動中や会議中など、電話に出られないときに役立つ。

 設定は「Menu」→「電話帳/履歴」→「伝言メモ/音声メモ」→「伝言メモ設定」→「開始する」で行う。応答するまでの時間は0〜120秒の間で設定可能だ。

基本機能Tips10:必要最低限の機能で携帯を“シンプル”に

 必要最低限の機能のみが表示される「シンプルメニュー」。アドレス帳やメール、iモードの文字サイズが自動的に大きなフォントに設定されるなど、携帯操作に不慣れな人でも操作しやすいのが特徴だ。

 D903iのシンプルメニューは、「Menu」→「左下ソフトキー(スピードメニュー/テレビ電話開始キー)」→「ノーマル」→「シンプル」で設定できる。D902iSとは設定方法が異なるので注意しよう。

Photo 必要最低限の機能が大きな文字で表示される「シンプルモード」。このモードに設定すると、電話帳やiモード閲覧時の文字も自動で大きくなる

基本機能Tips11:時間がたつと自動でロック──進化したキーロック

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 スライドケータイの重要な機能に、キーの誤動作を防ぐプロテクトキーロックがある。D903iのプロテクトキーロックは、D902iS同様、待受画面、メール作成/閲覧画面、ミュージックプレーヤー再生時など、さまざまな操作シーンでロックをかけられる。

 また、D903iは待受時に、あらかじめ設定した時間内に操作がないと自動的にキーロックがかかる「タイマープロテクトキーロック」機能を搭載した。ロックがかかるまでの時間は10秒、30秒、60秒、90秒、5分(300秒)の5つから選べる。何らかの操作をした後にプロテクトキーロックをオンにし忘れることが多い人には、重宝する機能だ。

 タイマープロテクトキーロックの設定は、「Menu」→「設定/NWサービス」→「セキュリティ/ロック」→「ロック」→「プロテクトキーロック」→「タイマープロテクトキーロック設定」で行う。

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AV機能Tips1:音楽転送時のモード切り替えは待受画面からすばやく

 D903iのUSB機能は「通信モード」のほかに、動画ファイルなどをmicroSDカードに転送する「microSDモード」、音楽を転送する「MTPモード」が用意されている。この3つのモードの切り替えは、いちいちメニューをたどることなく簡単に行える。

 D903iとPCをUSBケーブルで接続すると、待受画面上にUSBアイコンが表示され、簡単操作でUSBモードの切替画面にアクセスできる。USBケーブルを接続したままUSB接続モードを切り替えても大丈夫だ。

Photo USBケーブルでPCとD903iを接続すると、待受画面の最下段にUSBアイコンが表示される。「決定キー」キー→下十字キーでUSBアイコンを選択し、決定キーを押すとUSBモードの設定画面を呼び出せる

AV機能Tips2:PC内にあるMP3形式の音楽をWMAに変換

 着うたフルとWindows Media Audio形式の音楽を再生できる音楽プレーヤーを搭載したD903i。対応フォーマットが増えたのはうれしいことだが、ユーザーの中にはPC内にアーカイブされたMP3形式の音楽を、D903iで聴きたいと思う人もいるだろう。

 その場合は、Windows Media Player 10でD903iに転送することをおすすめする。Windows Media Player 10は、ポータブルプレーヤーで再生可能なフォーマットをチェックし、必要に応じて変換を行う機能を備え、D903iを接続すればPC内のMP3形式の曲を転送時にWindows Media Audio形式に変換してくれる。

 転送したいMP3形式の曲をまとめてWindows Media Player 10にドラッグ&ドロップするだけで登録でき、すぐ曲を転送できる。

Photo MP3形式の音楽を変換しながら転送する。事前にフォーマットの変換作業を行う必要はない

AV機能Tips3:音楽をたくさん登録したい人は、ここをチェック

 D903iは最大2GバイトのmicroSDカードを利用でき、音楽をたっぷり保存できる。しかし、PCと同じ感覚で取り込むほどの容量には及ばない。

 D903iへの転送を前提に音楽CDからの取り込みを行うなら、取り込み時にビットレートを低めに設定することで、より多くの曲を保存できる。MP3の場合、一般的には128Kbps程度が圧縮の目安とされるが、WMAはMP3よりも圧縮効率が高く、64〜96Kbps程度でも十分な音質が得られるといわれている。

 ただPC内には高ビットレートで高音質な楽曲を保存したいという人もいるだろうし、すでに比較的ビットレートの高いWMAやMP3ファイルをPC内に保存している人も多いだろう。

 そんなユーザーは、D903iへの転送にWindows Media Player 10を利用するといい。Windows Media Player 10は転送時に指定したビットレートのWMAフォーマットに変換して転送できるからだ。これならPC内に高ビットレート/高音質の楽曲を保存しつつ、D903iにはより多くの音楽を保存できる。

Photo D903iに転送する際の変換機能はプレーヤーのプロパティから設定する。Windows Media Playerの「オプション」→「デバイス」タブからD903iを選択し、「プロパティ」をクリックするか、「同期」画面で「プロパティ」アイコンをクリックする(左)。「品質」タブで「品質レベルを選択する」にチェックを入れると、ビットレートを64/128/160/192Kbpsから選べるようになる。MP3はもちろんWMAの曲も転送時に指定したビットレートで変換できる(右)

AV機能Tips4:Napster専用ソフトでプレイリストをラクラク転送

 D903iは定額制の音楽配信サービス「Napster」に対応している。実はNapsterの専用ソフトはNapsterのアカウントを取得しなくても基本機能を利用でき、これがなかなか便利に使える。

 専用ソフトでは登録されたWMA形式の曲をD903iに転送できるほか、音楽CDからWMAへのエンコード機能も備える。プレイリストも作成でき、作成したプレイリストはそのままD903iに転送可能だ。

 Windows Media Player 10でも任意の曲を登録した「再生リスト」を転送できるが、D903iにプレイリストとして反映されない。プレイリストをPC側で作成したい人は試してみよう。

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Photo Napsterの専用ソフトを使うと、PCで作成したプレイリストとプレイリストに登録した曲をそのまま転送し、D903iで再生できる

AV機能Tips5:進化した「Motion Smoothy 3」で、録画番組のいいとこ取り

 PCに録画したテレビ番組などの動画データを、簡単操作でD903i向けの動画フォーマットに変換するソフトが「Motion Smoothy 3」だ。D903iに付属するこのソフトを使えば、複数の動画ファイルをドラッグ&ドロップするだけでまとめて変換でき、microSDカードへの転送までの作業を自動で行える。

 例えばPCで録画した番組を就寝前に自動変換するように設定しておけば、翌朝出かける前にはD903iにセットしたmicroSDメモリカード内に番組が転送されるのだ。

 ここまではD902iSに付属する「Motion Smoothy 2」でも対応していた機能だが、Motion Smoothy 3には、より効率よく番組を視聴するための2つの自動編集機能が追加された。

Photo microSDカードのドライブを指定するだけでメモリカードへの転送までが自動で行われる。変換時の画質や音質は、それぞれ2段階に設定できる

 1つは「スポーツハイライト」機能。音声データなどをもとに、スポーツ中継のハイライトシーンを自動抽出するものだ。自動抽出する時間はリアルタイムで確認しながら、ハイライトシーンの基準レベルをスライダーで変更可能。通勤時間や昼休みなどの時間に合わせたハイライトシーン集を作成できるわけだ。

Photo 「スポーツハイライト」の設定画面。グラフ右のスライダーを上下に操作すると、自動抽出するハイライトシーンのレベル(時間)を自由に設定できる。自動抽出する時間は下部の変換リストでリアルタイムに確認できる

 もう1つは「オートカット」機能。これは番組本編とCMの境目を検出し、本編部分のみを自動抽出して変換する機能だ。

Photo 「オートカット」実行後。編集画面のタイムバーの黒い部分が本編、白い部分がCMだ(左)。「ハイライト」「オートカット」ボタンをクリックすると抽出作業を開始。1時間ほどの番組でも40秒ほどで抽出作業は終了した(右)

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提供:三菱電機株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年12月31日