番号ポータビリティ、変更希望先キャリアはauが依然トップ──C-NEWS

» 2006年12月04日 22時12分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントは、同社が提供する生活者情報マーケティングデータサービス「C-NEWS」で、「番号ポータビリティ」に関する追跡調査の結果を発表した。

 11月24日から27日まで、自分名義の携帯を所有している15歳(中学生を除く)から60歳までのインターネットユーザー、かつ番号ポータビリティに関する第2回調査の回答者を対象に行われた。有効回答数は1148人。

 番号ポータビリティの利用状況および利用意向について追跡調査を行ったところ、利用意向が「ない」「分からない」から変化していない人が7割強を占めた。しかし、利用意向はあったが「ない」に転じた人が2.4%、前回の調査では「ない」「分からない」としていたが、「変更済み」「意向あり」に変化した回答者が3.7%と、若干の変化が見られた。

 各キャリアに対するユーザーのイメージの変化を調べたところ、ソフトバンクの「信頼できる」は、第2回調査から大きくダウン。MNP開始直後の受付業務停止や、0円広告に対する公正取引委員会の指導といったトラブルが影響したと見られる。

photo キャリアイメージ

 また、これまでの3回の調査結果を元に、変更希望先キャリアの比率の変化を見ると、auが少しずつ比率を伸ばしており、今回の調査では55.2%が、auへの変更を希望している。ソフトバンクモバイルは10月前半には5.2ポイント増の17.9%となったものの、今回の調査では1.2ポイント減の16.7%。ドコモは9月末と比較すると、6ポイント減の14.6%となり、決まってないとする人は13.5%となった。

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