Macユーザーにやさしい音楽ケータイMobile Weekly Top10

» 2006年12月12日 22時52分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 2006年のトレンドの1つといえるのが、音楽ケータイ。SD-AudioやATRAC3、Windows Media Audioに対応した端末が各種登場し、auのWIN端末はキャリアが提供する音楽管理ソフト「au Music Port」で音楽CDの楽曲やAAC、WMA、WAVをHE-AACに変換して再生できるようになる(11月16日の記事参照)。インタフェースや使い勝手もポータブルオーディオプレーヤーに迫っており、“携帯だけでいいかも”と思うこともしばしばだ。

 こうした中でちょっと悲しい思いをしているのがMacintoshユーザー。音楽関連の付属ソフトはWindows対応のものばかりで、“iPodを使うからいいや”と、はなから割り切っている人も多い。

 しかし諦めるのは早い。「SO903i」は、Macユーザーでも購入時の付属品を使って、楽曲を取り込めるのだ。SO903iは、本体の拡張メモリや外部メモリに「MUSIC」フォルダを作成し、その中に楽曲ファイル(MP3や.3gpのAACファイルなど)をドラッグ&ドロップすれば、本体側で再生できる(11月17日の記事参照)。端末がUSBマスストレージクラスに対応しているので、付属のケーブルでMacと接続してメモリモードに切り替えると、SO903iがデバイスとして認識されるため、ドライバなどをインストールする必要もない。実際にMacを使ってメモリ内(内部メモリの拡張領域と外部メモリ)に楽曲を保存してみたところ、問題なく本体側で再生できた。

Photo MacintoshにSO903iを接続したところ

 試しついでに、動画機能も簡単にチェックしてみた。用意したのは(1)400×240ピクセル/30fpsの3gp(2)432×240ピクセル/30fpsの3gp(3)QVGA/30fpsの3gp(4)400×240ピクセル/15fpsの3gp(5)432×240ピクセル/15fpsの3gpの5つの動画ファイル。端末側で再生を試すと、(3)QVGA/30fpsの3gpのみ再生が可能だった。

 ちなみに動画再生は「横画面再生」と「横画面ワイド再生」が用意される。横画面ワイド再生を選ぶと大画面をフルに使った再生を楽しめる。

Photo 「横画面再生」と「横画面ワイド再生」も選べる。コンテンツをくっきり鮮やかに表示するRealityMAXは動画でも機能する

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