では、さっそく作例を見ていこう。
いつもの黄色い象のすべり台。撮影日はかなり日差しが強かったが、黄色もトバないでしっかり残っているし、青空の色も出ている。ディテールもまあまあきれいだ。
こちらはあずまや。サイバーショットを思い出させるさわやかな発色で、ディテールもそこそこはっきり出ている。等倍で見ると屋根の斜めの線に若干ギザギザが発生しているが、気になったのはそのくらい。最近のCMOSセンサーはきれいになったものである。
季節柄、晩秋の紅葉とクリスマスツリーものを合わせて撮ってみる。基本的にさわやかできれいなのだが、ちょっとコクが足りないかなという色に感じる。こってり、というよりあっさり。
こちらは枯れ葉とのら猫。コントラストが高い構図だが、極端な白飛びもなくきれいにうまくまとめられている。
続いてマクロ撮影。
青空をバックにしたカットではやや露出アンダー気味だったが、順光のカットではかなり鮮やかできれいに撮れた。背景のボケ方もケータイカメラにしてはレベルが高い方だ。
屋外編の最後は夜景を撮影してみる。
「夜景モード」にした場合、ISO100に固定される。そのため発生するノイズ量は少ないが、「通常モード」の方が無理のない露出で、黒が締まったいい感じに撮れた。
3枚目は手ブレ補正機能が働いた作例。等倍で電飾の部分をよくチェックすると、手ブレ補正によりほかの2枚と比べてブレがきちんと補正され、電球1つ1つがくっきり表現されているのが分かるかと思う。
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