IPX7/IPX5相当という本格的な防水性能を持ったF703i。どのように浸水対策を行っているのか、気になるところだ。送話部/受話部、そして着信音などのスピーカーにはそれぞれ防水膜を貼ってある。各端子の開口部は、左側面の充電とイヤフォンの2カ所。いずれもフタの裏側にゴムリングを使ったパッキンが備えられており、端子に直接浸水確認シールを貼っている。
ではバッテリー部はどうだろうか。裏面のバッテリーカバーは、通常の端末と同様のものだが、外すとさらに金属製の“ドア”が現れる。このドアの左側のツメを起こしながら開けると電池パックが現れる構造だ。
「SO902iWP+」や、auの「G'zOne W42CA」のように大がかりなロックではなく、2重構造にすることによって、さりげない外観に仕上げている。
IPX5(12.5リットル/分の直接噴流を3分以上当てても問題なく動作)という防水仕様をクリアするためか、外側には“穴”が開けられていない。メインディスプレイの上、受話用スピーカーの隣に着信音用のスピーカーが配されている。
端末を閉じた状態でも、一般的な端末と聞こえ具合は変わらない印象だった。
※今回の検証は、発表会で展示されたデモ機で行っており、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。
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