厚さ13.1ミリ、フリップ付きのストレート型ボディを採用するデザインケータイが「MEDIA SKIN」。「INFOBAR」や「neon」、「PENCK」、「talby」など生み出したau design project発のモデルが、2005年当時に公開されたコンセプトデザインをほぼそのまま踏襲し、製品化されたことにまず驚かされる。
また、“メディアの皮膚”という名が与えられる通り、薄型・コンパクトなボディながら、世界初となるQVGA(240×320ピクセル)表示対応の2.4インチ有機ELディスプレイを搭載し、ワンセグ、音楽機能(LISMO、着うたフルなど)、EZチャンネルプラスやEZニュースフラッシュなどの各種EZサービス、LISMO ビデオクリップ、EZ FeliCaなどに対応。昨今、携帯に望まれる機能をバランスよく搭載する高機能さも特徴だ。
MEDIA SKINでのワンセグ視聴は、角形イヤフォン端子にTVアンテナを兼ねるイヤフォン角形−丸形変換/延長ケーブル(付属)を接続して行う。イヤフォン端子に接続しなければならないためか、外部スピーカーからワンセグの音声が出るのかという質問がかなりあった。
ワンセグの音声出力設定は、“オート”“イヤホン”“スピーカー”の3項目が用意され、明示的に切り替えられる。イヤフォン角形−丸形変換/延長ケーブルをTVアンテナとしてイヤフォン端子に接続しても、“スピーカー”に設定することで外部スピーカーから音声を出力できる。
なお、ワンセグのほか、音楽・ビデオクリップなどの再生も屋内で楽しめるよう、本体を横向きに設置できる卓上ホルダを用意する。
MEDIA SKINには外部メモリとしてmicroSDカードスロットが実装される。ワンセグの番組は本体内蔵メモリのほか、microSDへも録画が可能だ。残念ながら、ワンセグの録画予約機能は搭載しない。
なおMEDIA SKINの発売時期は、KDDIによるとほかの春モデル新機種よりやや遅め(3月予定)となるようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.