結果発表:あなたのケータイ、カスタマイズしてますか?+D Voice(2/2 ページ)

» 2007年02月05日 12時00分 公開
[園部修,ITmedia]
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カスタマイズに利用するデータは自作の静止画と購入した着信音が中心

 さて、ここからはさらに細かなカスタマイズの内容について見ていこう。

 カスタマイズに利用している画像は、70.6%が「静止画」と答えた。有料コンテンツなどで人気が高いFLASHアニメーションなどは26.9%で、静止画の方が圧倒的に多い。また入手方法では「自作」を選んだ人が40.9%と多いことから、ケータイのカメラなどで撮影した写真を待受画面に利用しているユーザーがかなり多いことが想像できる。ちなみに自作ではないデータを利用しているユーザーも、そのほとんどは無料のものを利用しており、有料の画像を購入しているユーザーは12.5%にとどまっている。

 着信音のカスタマイズ状況は、着うたフル(4.5%)と着うた(45.7%)で約半数を占める。一方着信メロディも36.3%とまだまだ利用者は多いようだ。着信音については、着うたフルや着うたが多いこともあり、有料で購入したユーザーが52.1%を占め、次いで自作が21.5%と続く。自作の多くは着信メロディだ。

Photo カスタマイズに使用している素材
Photo カスタマイズコンテンツの入手方法

カスタマイズの頻度と、それにかける費用は?

 ケータイのカスタマイズは多くのユーザーが行っているが、利用しているのは自作や無料のコンテンツが多いようだ。では、はたしてITmedia読者はどれくらいの頻度でカスタマイズを行い、どれくらいのお金をかけているのだろうか。

 調査の結果、コンテンツを変更するサイクルは、画像がおよそ1カ月に約1.3回程度であることが分かった。最も多いのは1カ月に1回程度で、それ以上の周期も比較的多く、それほど頻繁には変えていないようだ。着信音も1カ月以上変えない人がほとんどで、ちょくちょく変えている人はごく少数でしかない。

Photo カスタマイズコンテンツを変更するサイクル

 変更の頻度があまり高くないのは、ケータイのカスタマイズが一度“完成”したらあまり変えなくなるということなのだろう。端末を買い換えたときだけカスタマイズする人も少なからずいることも、そう考えれば納得がいく。

 カスタマイズにかける費用は、画像は「無料」が多く、次いで「50円〜100円未満」「100円〜300円未満」という順だ。ほとんどの人は300円以上はかけていない。着信音については無料は少ないものの、やはり同様に300円未満がほとんどだった。なお、数は少ないながらも「月額定額で使い放題」というユーザーもいる。

Photo カスタマイズにかけてもいいと思う金額

 こうして見てみると、ユーザーのリアルなフトコロ事情が分かる。待受画面は、ほとんどの人が無料のものか自作のものを利用しており、購入しても300円程度まで。着信音は有料コンテンツを購入するケースが多くなるものの、やはりほぼ300円未満というのが相場だ。それを考えると、「カスタムスクリーン」「きせかえツール」「EZケータイアレンジ」などの一括カスタマイズサービスのデータが1つあたり315円から525円程度で販売されているのは、なかなか理にかなっているといえる。

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