スタイリッシュなボディに数々の新機能を凝縮した「SH703i」

「ハーフメタリックデザイン」という独特のスタイルが特徴の「SH703i」は、手になじむスタイリッシュなボディにライフシーンに必要な機能を厳選して凝縮した、使い勝手のよい端末だ。

» 2007年02月23日 10時00分 公開
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 すんなりと手に収まるスタイリッシュなボディに、SH903iに通じる、ユーザーの利便性を追求した使い勝手のよさを備えているのがシャープの「SH703i」だ。90xiシリーズでは端末がやや大きいと感じ、そこまでの高機能は必要としないものの、おサイフケータイやメガiアプリといった基本機能はしっかり押さえておきたいというユーザーにぴったりの端末といえる。もちろんシャープ端末ならではの使い勝手のよさも継承している。

ハーフメタリックデザインに隠されたこだわり

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 SH703iは、SH90xiシリーズと比べると小柄なボディとなっており、手に持ったときはとても軽く感じられる。横幅も49ミリにおさえられているため握りやすく、ほどよく手になじむ。ボディカラーはPink、Black、Whiteの3色が用意されており、どれも高級感のある個性的な質感を持つ。

 特に目を引くのが「ハーフメタリックデザイン」を採用した端末の背面だ。上半分は金属のような光沢のあるパネルになっており、下半分はWhiteとBlackが光沢のある塗装、Pinkはマットな塗装を採用。このメタリックなパネル部分には、シャープの数々のこだわりが隠されている。

 パネル部分には、サングラスやカメラのレンズなどに利用されているマルチコーティング(多層膜コーティング)を施した。携帯電話では、外装部品の立体的な部分へのマルチコーティングというのは日本初の試みだ。

 これだけの広い面積をハーフミラーのようなメタリックな仕上げにするためには、マルチコーティングが欠かせない。なぜなら、金属系の素材を用いるハーフミラー蒸着を広範囲に施すと、アンテナ特性に影響をきたしてしまうからだ。ハーフミラー状着を採用したSH902iSのサブディスプレイは、あれ以上大きくすると特性がとれないという。しかも、単純にマルチコーティングを施すだけではきれいに見えないため、コーティング面のデータを手探りで調整する必要があり、相当な時間と労力をかけている。裏面に施した印刷にも苦労があったそうだ。

 またマルチコーティングの色合いにも注目したい。3色を並べてみないと気付かないかもしれないが、じつはボディカラーに合わせてそれぞれ異なる色合いになっている。Whiteは銀色だが、Pinkはややピンクっぽく、Blackはやや青みがかっているのだ。ただ、マルチコーティングは素材に着色するわけではないので、透過率がよく、サブディスプレイの表示はクリアに見える。

PhotoPhoto ハーフメタリックデザインの要となるサブディスプレイ部分の光沢感はマルチコーティングで実現している。この部分を美しく見せるために、時間と労力を惜しまず投入した。コーティングの色はボディカラーによって少しずつ異なる

おサイフケータイ、メガiアプリ、ワンタッチキー──便利な機能をしっかり搭載

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 スタイリッシュなボディもさることながら、日常生活の中で、携帯に備わっていてほしい機能をしっかり搭載しているのもSH703iの特徴だ。中でも、70xiシリーズではまだ珍しいおサイフケータイである点は特筆に値するだろう。

 SH703iに搭載されたFeliCaチップは、従来のチップより容量が3倍に増えている最新バージョン(Faver 2)のもの。そのため首都圏では必ず入れておきたいモバイルSuicaやEdy、各種クレジットカード会社が提供する専用アプリやポイントカードアプリなどを容量を気にせず入れられるようになった。ドコモのiDにも対応しているので、DCMXを始めとするクレジット決済もかんたんに利用できる。クーポン券などの配布に使われている「トルカ」にも対応している。

 ちなみにSH703iは、おサイフケータイの機能を利用すると、サブディスプレイの上に用意されたLEDが紫色に光り、バイブレーションとともに知らせてくれる機能を持つ。決済などに利用すると同時に端末が光り、震えるので、動作したことが端末側で容易に確認できる。

 FeliCaチップ内のアプリを一括で移動できるドコモの「iCお引っこしサービス」にも対応しているので、次回以降の機種変更の際に、iCお引っこしサービス対応機種を選べば、面倒な手続きが不要な点も魅力だ。

 また、903iシリーズから採用された大容量iアプリ仕様である「メガiアプリ」に対応しているのもうれしいところ。従来のiアプリが利用できるのはもちろん、903iシリーズ向けに「メガゲーム」として開発された大容量のゲームタイトルや、メモリ領域の大きさを活用した大容量アプリなどがそのまま楽しめる。

 そしてSH703iならではの「ワンタッチキー」も魅力の1つだ。ボディの右側面に用意された[I]と書かれたキーに、ユーザーが好みの機能を割り当てられる。メニュー画面で右上に登録可能であることを示すアイコンが表示されている機能が設定可能だ。よく使う機能やiアプリ、ブックマークなどを登録しておくと、メニューを呼び出さなくても簡単に実行できる。

 待受画像やメニュー、アンテナ表示や電池残量表示などが一括でカスタマイズできる「きせかえツール」に対応しているため、画面のカスタマイズも容易だ。VIVID UIを採用したシャープ端末だけの特徴である、背景に動画を採用したデータも利用できる。

PhotoPhotoPhotoPhoto FeliCaチップは裏面に装備。この部分をリーダー/ライターにかざすと背面のLEDが紫色に光り本体が振動する。ワンタッチキーは右側面にあり、メニュー画面の右上にある、矢印が四角いマスに向かって入っていくようなアイコンが表示されている機能が1つだけ登録しておける。「きせかえツール」には背景に動画を採用したシャープ独自のパッケージも用意されている

ケータイShoin5やフルブラウザ、音楽再生など基本機能も充実

 文字入力や操作系などは、SH903iとほぼ同等の高機能なもの。コンパクトなボディながらも使い勝手は非常によい。

 日本語入力システムはケータイShoin5を採用しており、強力な予測変換エンジンによる効率のよい文字入力が可能だ。下キーを押したあと表示される候補をダイヤルキーで確定できたり、ワンタッチでカナ英数モードに切り替えられたりと、操作性も申し分ない。

 PC向けのWebサイトが表示できるフルブラウザを搭載しているため、iモードに対応していないサイトも閲覧できる。また、最大2Mバイトまでの添付ファイル付きメールの送受信にも対応したため、対応機種同士なら大きな画像や動画、メロディなどを送受信することも可能になった。高速赤外線通信規格IrSimpleも備えており、対応機種同士で最大約4Mbpsでの通信もできる。

 音楽再生機能は着うたフルとSD-Audoに対応しており、iモードサイトからダウンロードした着うたフルデータやSD-Jukebox(別売り)からmicroSDメモリカードに転送した楽曲が専用のプレーヤーで再生できる。着うたフルとSD-Audioは別々に管理されるため、1つのプレイリストに混在させることはできないが、十分楽しめる仕様だ。待受時に端末を閉じた状態でワンタッチキーを長押しするとミュージックプレーヤーの起動(レジューム再生)と終了が行えるのも便利だ。

 このほかシャープ端末ならではの「アクティブマーカー」も装備。待受画面で十字キーの下を押すと、スケジュールが表示できるほかメール、マイピクチャ、iアプリ、iモード、フルブラウザ、ミュージックの履歴が参照でき、最近アクセスしたデータやサイト、アプリなどが簡単に呼び出せる。

PhotoPhotoPhoto 日本語入力システムには最新のケータイShoin5を搭載。音楽再生機能はSD-Audioと着うたフルに対応している。シャープ端末に共通の便利な機能、アクティブマーカーも用意する

 スタイリッシュなボディに完成度の高い機能を詰め込んだSH703iは、まさに“違いの分かる”ユーザーのための端末に仕上がっている。

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提供:シャープ 株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年3月9日