機能やスペック、カネ次第PHS販売ランキング(4月9日〜4月15日)

» 2007年04月20日 23時27分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
順位 先週順位 メーカー 製品名
1 1 ケーイーエス 9(nine)(WS009KE)
2 2 ネットインデックス nico.(WS005IN)
3 3 三洋電機 WX310SA
4 4 京セラ WX300K
5 5 京セラ WX320K
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。

 今回のウィルコム販売ランキングは、「9(nine)」を筆頭に順位の変動はなかった。9(nine)は連続首位記録を「3」に伸ばした。

 さて、ウィルコムが「WILLCOM FORUM & EXPO 2007」で示したプラモフォンなどのSIM STYLEコンセプトモデルが、一時期自作PCに取り憑かれた筆者の妄想をかき立てている。


photophoto WILLCOM FORUM&EXPO 2007で展示されていた「plamo phone」

 W-SIMは、アンテナを含めてPHSコアをモジュール化しているため“各種認定機関の認証が不要”であるという特徴がある。自作PCは、規格で定められたパーツ群、マザーボードやCPU、メモリモジュール、グラフィックスカード、ディスプレイ、ケーブル類などを別途用意し、組み立てることで、必要なスペックや予算にあわせて自由にPCを作れる楽しみがある。また、エプソンダイレクトなどの直販系PCメーカーでは、CPUはこれ、メモリとHDDは何Gバイト、ディスプレイは何インチなどと、ユーザーの好みでカスタムオーダーできる“BTO”スタイルも一般的だ。このSIM STYLEは、そんな“自作携帯”が作れるようになる可能性をなんとなく示唆している。強いて言うとW-SIMが、これがなければタダのナントカ、でも所持していれば流用できるということで、(Linuxなどの別OSもあるが)Windowsということになるのだろうか。

 デザインやサイズ、色は自分の気の向くまま。機能やスペックは金次第。「あの端末、これがあればカンペキなのに。俺ならこんな端末に仕上げるのに」──そう思ったことがあるユーザーであれば“自作携帯”の妄想、ご理解いただけるはずだ。


 ウィルコムの直販サイト「ウィルコムストア」で公開されている売れ筋ランキング(2007年4月20日現在)は以下の通り。

  • 1位:W-ZERO3[es](WS007SHP)
  • 2位:9(nine)
  • 3位:AX420N
  • 4位:WX310K
  • 5位:AX520N

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