KDDIと三菱電機、無線LAN携帯による企業向け通信ソリューションで協業

» 2007年04月23日 11時37分 公開
[ITmedia]

 KDDIと三菱電機は4月23日、無線LAN対応携帯を活用した企業向けモバイルソリューションにおける協業に同意したと発表した。

 au初の無線LAN対応携帯電話として企業向けに投入する「E02SA」と、企業のニーズに合わせたアプリケーションを自由に開発できるアプリケーション・プラットフォーム「BREW」、隣接基地局相互の電波干渉問題を解決し、音声品質と信頼性を向上させた三菱電機の「デュアルバンド対応無線LANシステム」を活用し、社内では無線LAN対応のVoIP内線電話として、外出時にはau携帯として利用可能とするもの。

 両社はこれらそれぞれの製品を組み合わせたモバイルソリューションを開発し、提供していく考え。企業ネットワークに関わる通信費用や保守運用費用を削減するとともに、業務プロセスの効率向上と快適なオフィス環境の提供が行えるとしている。同ソリューションに関する三菱電機製品の販売やシステム構築、保守サービスは三菱電機システムサービスが担当。2007年5月から発売する予定。

photo システム構成例

 なおドコモと三菱地所も、ドコモの無線LAN対応携帯「N902iL」と無線IP音声通話システムを活用した多拠点型ビル管理用通信システムの導入・開発で提携している。

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