写真で解説する「SH904i」

» 2007年04月24日 02時30分 公開
[青山祐介,ITmedia]

 「SH904i」は、2006年秋冬モデルの先陣を切って発売された「SH903i」の、フラットでスクエアなフォルムを継承した折りたたみ型の端末だ。50(幅)×107(高さ)×19.9(厚さ)ミリという外形寸法も、SH903iの50(幅)×108(高さ)×20(厚さ)ミリとほとんど同じ。ただし、SH904iは回転2軸型ではないため、背面には0.8インチの有機ELのサブディスプレイを備えている。カラーバリエーションは、ソリッドブラック、クリスタルホワイト、プレミアムピンク、ラインブルーの4色が用意されている。

PhotoPhoto 左からソリッドブラック、ラインブルー、プレミアムピンク、クリスタルホワイト
PhotoPhoto 左側面には、プッシュトークボタン、充電端子、AV出力/平型イヤフォンコネクタを配置。右側面にはミュージックボタン、節電モード(Eco)ボタン、プライベートフィルタボタン、microSDスロットを備える。ステレオスピーカーはディスプレイの両側面にある
PhotoPhoto ヒンジ部には、端子やインタフェースは用意されていない。ボディのダイヤルキー側には、別売の充電台を利用する際に使う接点がある
PhotoPhotoPhoto ダイヤルキーはSH903i同様、フレームレスタイプを採用。背面には0.8インチのサブディスプレイを搭載。カメラは裏面にある
PhotoPhoto 十字キーまわりはSH703iをはじめ、最近のシャープ製端末に共通したフラットな作り。その上にタッチパッドの「TOUCH CRUISER(タッチクルーザー)」を配置する。IrSimpleにも対応した赤外線通信ポートはカメラの横にある

 ボディの背面はアルミ製で、ボディカラーごとに違う表面処理が施されいる。プロモーションカラーとなっているソリッドブラックは、光りが当たると表面が波打って見える「スライドスピン」、プレミアムピンクはサブディスプレイを中心とした同心円状に模様が刻まれる「スピン」、ラインブルーは縦に7本の溝とヘアライン処理を施した「ヘアライン」と、それぞれアルミの素材感を生かした加工を採用したデザインで、クリスタルホワイトはパール調の「3層コーティング」が施されている。

PhotoPhotoPhotoPhoto ボディには、ソリッドブラック、ラインブルー、クリスタルホワイト、プレミアムピンクの4色それぞれに異なる加工を施した。ソリッドブラックはスライドスピン加工、ラインブルーはヘアライン加工、クリスタルホワイトは3層コーティング、そしてプレミアムピンクはリングスピン加工となっている
PhotoPhoto 0.8インチのサブディスプレイは、96×36ドットの有機ELを採用。時計や電波状況、バッテリー残量などのほか、音楽の再生画面や着もじなどを表示する。サブディスプレイの左右と背面の先端近くにはLEDがあり、本体開閉時や着信時などに点灯、点滅する

 メインディスプレイはシャープの液晶テレビ「AQUOS」で培った技術を生かした、3インチモバイルASV液晶を採用。解像度はワイドQVGA(240×400ピクセル)のままで、2.8インチのモバイルASV液晶を搭載していたSH903iと同じだ。ディスプレイサイズが大きくなったにもかかわらず、ボディの幅がSH903iと同じ50ミリに収まっているのは、表示領域を取り囲む額縁部分の面積を小さくする狭額縁設計によるものだ。

 もちろん高画質化エンジンSV(Super Vivid)エンジンを搭載しており、ノーマル/シャープネス/ビビッド/ダイナミックといった画質の変更に対応。6色カラーフィルタ、プライベートフィルタ、明るさセンサー、ワンタッチ節電モードといった装備もSH903iからそのまま継承している。

PhotoPhotoPhoto 右側面のプライベートフィルタボタンを押すと、ディスプレイ全体のコントラストが下がり周囲から見えにくくなる「プライベートフィルタ」を搭載。インカメラと明るさセンサーはディスプレイの上部にある

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