超薄型の新Ultraシリーズや“プラダケータイ”が勢ぞろいKorea IT Show 2007(2/3 ページ)

» 2007年05月07日 20時50分 公開
[佐々木朋美,ITmedia]

“プラダケータイ”が登場したLG電子

 LG電子の中でもっとも注目を浴びていたのが、韓国市場向けの“The PRADA Phone by LG”「KE850」だ。ブース内に特設コーナーが設けられ、肝心の端末はガラスケース越しの展示という「箱入り」ぶり。来場者も興味津々でその実物に見入っていた。

photophotophoto 地上波DMBに対応する「KE850」。出荷は5月末以降で、PRADA専門店だけでなく通常の携帯電話ショップでも販売するとのこと。価格は未定だった

 DMB機能はLG電子が特に力を入れている分野だ。「LG-SB270」は、スライドボディを引き出さなくても地上波DMBをすぐに見られるのが特徴だ。既存の機種でDMBを見るには、ボディをスライドする手間が必要だが、LG-SB270はサイドにある「TDMB」ボタンを押すとDMB画面を表示する

photophotophoto LG-SB270のサイドにある「TDMB」ボタンを押せば、すぐに地上波DMB放送の受信を開始する(左)。“チョコレートフォン”以来、LG電子の携帯電話に多く採用されるようになったダイヤルキーのパターン。フラットなキーは、触れるとLEDがほのかに光るのがおしゃれ(右)

 ブースではまだ開発中の製品も展示されていた。「KC1」はOSにWindows Mobile 5.0 for Pocket PCを採用したスマートフォン。WiBroとCDMA2000 1x EV-DOに対応しているほか、地上波DMBの受信も可能。カメラは200万画素、ディスプレイはQVGA表示の2インチ液晶でBluetoothにも対応した

photophotophoto KC1の正面にあるボタンで、WiBroに即接続できる。サイドにはmicroSDカードスロットや音量調節ボタン、地上波DMBボタン、カメラ起動ボタンなどがついている
photo KTFのCDMA2000 1x EV-DOサービス、「Fimm」への接続ができるところを見ると、KTF向け端末のようだ。となると、WiBroはKTのサービスを利用することになるだろう
photo UICCによるサービス一覧をKC1で表示しているもので、バンキング、証券、電子マネー、電子チケットなどさまざまなサービスが並んでいる

 KTは2006年、SIMカード大のWiBro用スマートカード「UICC」カードを開発した。これを利用すれば本人認証はもちろんのこと、モバイルバンキング、証券、電子マネーといった多様なサービスを安全に利用できる。

photophoto カーブが特徴のLG-SV280。サイドにあるオレンジ色の部分は、着信時やメール受信時に光り、キーパッドからはラベンダーの香りがほのかに香る。そのデザインや良い香りなど、持っているだけで楽しい気分にさせられる

 “バナナフォン”こと「LG-SV280」は、その名の通りボディがバナナのようにカーブしているのが特徴だ。マイク部分が口元から遠くならないよう、顔の輪郭に合わせている。

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